少し気が早めの退職エントリ~ITコンサル→SaaSエンジニア~
はじめに
この度、約2年ほど働いた現職ITコンサルティング会社を退職することになりました。
2022年末をもって退職となるため少し気が早い退職エントリですが、気が乗ったため記事を書きます。
本記事をもって、退職報告と次への決意表明といたします。
どんな人間か
初めて退職エントリを執筆するにあたり、自分がどんな人間かを軽く紹介させてください。
【大学生時代】
とある北の大地にて農学を学んでいました。
微生物が体内で生成する巨大なタンパク質を取り出して、構造を解析するみたいな研究をしていました。
元々就職欲が強かったので、学科の同期35人中33人が院進する中大学院には進学せず社会人になりました。
【社会人時代】
まず、「ベンチャー/スタートアップ志向×大手志向」「エンジニア×ビジネス」のマトリクスで大体の志向性を紹介します。
言語化すると、「スタートアップ志向且つ、技術を使ってビジネスをいかに大きくするかに関心がある人間」です。
経歴について、次で3社目となります。
●1社目:スマートキャンプ株式会社
インサイドセールス代行業のチーム運営、新ポジション(フィールドセールス代行)のPoC等に従事
設立間もない地方支社の立ち上げ時期を経験
●2社目:ITコンサルティング会社
エンジニアへの転向。金融機関向けのシステムインテグレーション&ITコンサルティング業に従事
前職(2022年末までは現職)で何をしたか
2社目でエンジニアとしてどんな仕事をしてきたかについてもう少し詳細に書いてみたいと思います。
いわゆるSIerやITコンサルといわれる企業でいくつかのプロジェクトを経験しました。
エンジニアとして主にJavaを利用し、Python も少々触れるといった程度です。
JavaのStream (Java8で登場、現在はJava19がリリースされている) が使えないようなレガシーシステムを経験したり、直近だとDockerで立てたコンテナをKubernetes (OpenShift)で管理するみたいな比較的新しい技術に触れたりと金融×SIの良さももどかしさも感じる経験を積んできました。
なぜ退職するのか
かねてより、技術を使ってソリューションとしてのプロダクトをいかにビジネスとして大きくするかということに取り組みたいと考えていました。
1社目で様々なSaaSを提供する会社を知り、課題に対して施策を思考しプロダクトとして形にするサイクルの難しさやわくわくを目にしました。
2社目でエンジニアとして短いながらも業務経験を積んだ今、より自分のやりたいことを実現するためにSaaSを提供する事業会社への転職を決めたという背景です。
次何をするのか
上にも記載した通り、SaaSを提供する事業会社にて開発エンジニアとして働きます。
また地方(北の大地)開発拠点の立ち上げに参画し、組織づくりにも足をつっこませていただく予定です。
比較的新しい技術に触れる機会もありながら、ユーザ数が伸びることでのプロダクトとしての成長痛も味わえる環境なようで今からとてもわくわくしています。
今後何を目標とし、何をやりたいのか
最後に、今後何を目指すのかという話をしたいと思います。
①長期的になりたい姿、②直近数年でやりたいことの2軸で書きます。
①長期的になりたい姿は、
プロダクトのグロースに責任を持ち、グローバルに活躍しているエンジニアです。
・市場やユーザの課題を分析する
・見えてきた課題から考えられるソリューションとしてのプロダクトを設計・構築する
ということをグローバルなメンバーと実行できるエンジニアになりたいと思っています。
②直近数年でやりたいことは、
エンジニアとしての技術力の向上にコミットすることです。
プログラミングでプロダクトを実装する開発力や最新の技術をキャッチアップする情報収集力、課題に対してよりよいプロダクト構成を考える設計力など足りない部分が多々ありますが、楽しみながらやっていきます。
エンジニアとして経験したい言語はPythonやGoあたりかなと思っています。
過去の経験からPythonの方が触りやすいかなと思っていますが、Goは静的型付け×コンパイル型なので好きになれそうな気がしています笑
最近はエンジニアとして、よりコンピュータとは何たるかを理解したシステム開発をしたいという気持ちもありコンピュータサイエンスの学位を取ろうと思っています。
(仮にグローバルに働くとなった際、コンピュータサイエンスの学位があることが前提になったりするらしい(ビザの関係でも結構重要だとか))
最後に
これからの決意表明もかねて、退職エントリを書きました。
1社目2社目ともに自分を成長させてくれた環境で、とても感謝しています。
それぞれの会社を卒業する(した)身として、「あそこの会社出身の人は価値高いよね」と言われるように責任を持ちながら次のステップへと進みます。
色々挑戦したり挫折したりの繰り返しですが、やりきる部分はちゃんとやりきりつつ、総じて楽しみながら進んでいきたいと思います。
いろんな人と価値観や考え方を共有しながら、自分らしさを育てていければいいなと思っているので徐々に自己開示を進めていこうと思ったりしています。
以上です。