目標をたくさん立てたくなるとき
人生を楽しむために、あれもこれもやりたくなります。私も欲張りな方なので、今日やりたい事や人生の目標なんかを考えると、非常にたくさんのことが思いつきま
ある人は、これはこれで大切な事だと言われますが、自己啓発的なことを学びだして10年くらいになって改めて考えてみると、どうもあれもこれもは返って何事もなさ10年くらいになって改めて考えてみると、どうもあれもこれもは返って何事もないこと同じではないかという事に気がつきました。
たくさん目標を持つ事や、やりたい事を考える事はとても前向きに思えますが、実はひとつに絞れない、決断力のなさ、もっというと、常に逃げ道を用意する弱さでもあります。逃げ道を用意する事で確かに安心する事はできます。しかし、逃げ道がある事で、そこに甘えてしまい、結果として何もなしえないという事にもなり得ます。
自分に対する甘さが、あれもこれもと目標のつまみ食いを生み出します。実際に、私自身、目標設定にはまって、「あれもこれも」で目標を20~30個たてていましたが、たてる事に満足して、その先の行動が何も生まれませんでした。
そのことに気がついてから、欲張ってあれもこれもと目標を立てたとしても、その目標を吟味するようになりました。一つ二つの人生に重要な目標を立てて、それを何が何でも達成する決意と、行動こそが重要です。
一つに絞る事ができてない自分に対して厳しく接する必要はありません。
ただ、たくさんのやりたい事の中から、絞る作業が必要になります。自分の人生にとって本当に大切な事が何かを見極めるための自分と向き合う時間をとる。これが一つに絞るためには欠かせない事であり、人生を実りあるものにする秘訣なのだと感じております。