VCAカウンセラー

感情コントロール、アンガーマネジメント、自己肯定感アップなどカウンセリングをしておりま…

VCAカウンセラー

感情コントロール、アンガーマネジメント、自己肯定感アップなどカウンセリングをしております。人間関係や、自己否定を取り除き、心の緊張をほぐすためのコラムを書いてます。不登校・発達障害支援もやっております。元教師、公認心理師・キャリアコンサルタント、ありのままの自分を大切にする会主宰

マガジン

  • 人間関係で困らないためのちょっとしたアイディア集

    人間関係でのお悩み相談を受けてつくった記事の集まりです。コミュニケーションの仕方なんかを提案してます。

  • セルフイメージを育む秘訣

    自分自身が自分に思い描いているイメージ。それがセルフイメージです。このセルフイメージの力は大きく、仕事の仕方、人との付き合い方、家族関係、あらゆるところに影響を及ぼします。

  • 人間関係のもつれを引き起こす 認知のゆがみ

  • NOを言うためのアサーション

    アサーションというコミュニケーションスキルでもってNOを伝えていく。コミュニケーションスキルは伝えたかだけ覚えてもなかなかうまくいかないんです。内面世界と結びついています。心理学(主に交流分析)を用いて解説しています。

  • どうして行動できないのだろうか?

    あれがしたい、こんなことができたらいい、とあれこれと思いつくことはありますが、なかなか行動に移さない。そこで自分を責めるのではなく、なぜ行動しないのかの理由を考えていきます。行動力アップのヒントに活用ください。

最近の記事

主体性と自己肯定感を育むbeingアプローチのカウンセリング

beingアプローチのカウンセリングとはbeingアプローチのカウンセリングは「目の前にいる人は素晴らしい存在である」というところからスタートします。 beingアプローチで関わることにより、クライエントさんのポジティブな面をたくさん見いだすことができます。本人は気づいていないこと、気づているけどポジティブなことだとは思っていないことがたくさんあります。 問題に焦点を当てたカウンセリングはネガティブんアプローチになる。 不登校、引きこもり、人間関係トラブルなど、問題に焦点

    • 「自己肯定感」という言葉がもつ3つの認識のずれ

      自己肯定感という言葉が世間でよく言われるようになった。特に私が携わる教育の世界ではいろんな場面で出てくる言葉だが、どうも人によって認識が違っているように感じる。そのことを私なりに整理してみたいと思う。 1 自己肯定感を性格ととらえている 自己肯定感をその人が生まれもった特性とらえている面がある。若者が使う陰キャ陽キャのような側面と同じようなとらえ方にちかい。生まれもった特性だから変えられないという思いがるのと同時に、あの人は自己肯定感が高いの低いのいう時、高い人が優秀で低

      • 日常は奇跡かもしれない

        昼過ぎに電車に乗る。冬は昼過ぎでも日が落ちるのが早い。 まぶしくないように、太陽を背にして座席に座るが、ビルの窓に反射する太陽の光がまぶしい。結局どっちに座ってもおなじではないか。 大きな駅について、車内が込み合ってくる。冬はお互いに着込んでいるから、隣の席に人が座ると窮屈である。 スマホを触っている人、寝ている人、本を読んでいる人、パソコンを出して仕事をしている人、ベビーカーを抑えて座っている人、外国人観光客・・・ 私は仕事のために移動中。ぼーっと外を眺める。都会の景

        • 2023年の最後に読んだのは朝井リョウの正欲

          読了後に感じたことをいくつか書き残しておこうと思うが、あまりにもまとまらない。衝撃が大きい。私が考えていた多様性という考え方の偏狭さと同時に、「多様性」が礼賛されることへの違和感が見事に描かれていた。 1 まずは多様性ということについて 多様性=何でもOKのはずだが、あくまで常識の範囲内で、とか私たちの想像の及ぶ範囲でのものでしかなかった。多様性のキーワードとして出てくる「対話」であるが、これも「多様性」を礼賛する立場側の文脈でしかない。そもそも「対話」を望まないことや、

        主体性と自己肯定感を育むbeingアプローチのカウンセリング

        マガジン

        • セルフイメージを育む秘訣
          7本
        • 人間関係で困らないためのちょっとしたアイディア集
          14本
        • 人間関係のもつれを引き起こす 認知のゆがみ
          11本
        • どうして行動できないのだろうか?
          5本
        • NOを言うためのアサーション
          8本
        • ありのままの自分を大切にするために
          40本

        記事

          自己対話の相手の相手は誰ですか?

          前回のあり会で「1人反省会」ということが話題になりました。 自分の行動、言動を振り返ることをするのですが、どちらかというと 自分自身に懐疑的であり、ネガティブな感覚を覚えるような印象を持ちました。 たとえば、相手に良かれと思って差し上げたプレゼントが 「返って迷惑にならなかったかしら」とか 励ましのためにお手紙を書いたけど 「もしかしたら今はそういう時期ではなく、変なプレッシャーを与えていないだろうか」 というものです。 自分と向き合うことは悪くないのですが、せっかくの

          自己対話の相手の相手は誰ですか?

          人の顔より画面見る時間が長くなった

          みんな画面を見ている。 スマホ、PC、タブレット。 私もその1人。 人の顔を見てないな。画面越しに見ることはあっても、リアルに人の顔を見てコミュニケーションとってるかな。 何がまずいかはわからないけど、なんとなく嫌悪感がある。 科学的に根拠があるとかいう話でもない。単になんか良くない感じがしている。

          人の顔より画面見る時間が長くなった

          ノルウェイの森 村上春樹 4回目の読了後の思索を書いておく

          小説を何度も読み直すことは実はそんなにない。私が読み返すのは村上春樹とミヒャエル・エンデくらい。他はまあ、1回読んだら終わり。 その中でもノルウェイの森は多く読み返している方だと思う。 なんで読みたくなるのか?というと春樹的な世界観に浸りたくなるというのが大きい。どこか非現実的な感じで、そこを漂うことが好きなんだろうと思う。この時間は私にとって休息にもなる。 さて、ノルウェイの森のであるが、毎回読んだ後に突き付けられる問いが鋭くなる。 それは直子の死について。前に読ん

          ノルウェイの森 村上春樹 4回目の読了後の思索を書いておく

          生きづらさの原因

          背伸びをしたままどれくらいの距離歩くことができるだろうか。その背伸びをやめると死んでしまうという思いこみがあれば限界まで頑張ると思う。 足がつっても、続けるかもしれない。 しかし、やがてそれはいつか辞めなければならい。 緊張する場面ではいつも背伸びをしている。 そうしないと生きていてはいけないと思っている。 背伸びを意識できているほうはまだましで、ほとんどの場合、それが背伸びだということに気がつくことはない。 なんだかわからないけど疲れる。 息が消える。 今の世の中は

          生きづらさの原因

          2023年度 ありのままの自分を大切にする会(あり会)について

          いつもお世話になっております。昨年のコロナ禍の自粛期間に始めたこの「ありのままの自分を大切にする会」ですが、みなさまのおかげで続いております。とりあえずやってみようということで私も手探りでやってまいりましたが、少しやり方を変えようと思います。 ※時間がない方は一番下の「まとめ」を読んでください。 あり会の内容について自分の思いや感じていることを言葉にする場、であることはこれまで通りかわりません。ありのままの自分を大切にする会なので、どんな気持ちや思いも肯定しあう場としては

          2023年度 ありのままの自分を大切にする会(あり会)について

          教育はもっとシンプルじゃだめなのか?

          学校に対する負荷がものすごいなと感じています。 世の中の流れを受けてグローバル、ICT、探究学習・・・・ 私が小学生の頃のような先生が説明して問題を解くということでは通用しないから、教科横断、カリキュラムマネジメントなんかを言い出しています。 そして、一部の先進事例が正しいかのように取りざたされて、話題になる。それを真似しようという動きがさらに辛さをもたらしている。 世の中の課題 少子高齢化、環境問題、食糧問題、人権、戦争、格差・・・ 世界に追いつけ追い越せと「有能」

          教育はもっとシンプルじゃだめなのか?

          わからない怖さ

          同性婚を認めようという動きが活発になりました。日本国憲法が制定されたときは、同性婚は想定されていないので、そこでは禁止も許可もされていないと思います。 実際に日本でどういう手続きで認められるのかはわかりませんが、同性婚に対して否定的≒人権意識が低いというとらえ方さえされます。 私自身は同性婚自体については認めても良いという思いはあります。しかし、安易に認めるのが正しいのか?という違和感を覚えます。 それは、同性婚を認めるということが大きな変革だからです。 これを認めるな

          わからない怖さ

          映画を見た THE FIRST SLAM DUNK

          ネタバレ注意です。 ジャンプでSLAMDUNKを読んでいたのは小~高校生のとき。単行本も買ってなんども読み返した。今回の映画で扱われていた山王戦はもちろん好きだけど、個人的には陵南戦が一番好き。湘北メンバーだけでなく、対戦相手の選手たちが魅力的でもある。 初めて読んだ時は年上だった彼ら。いつしか20以上も年下になっている。それでもかっこいいと思ってしまうのだから不思議だ。当時とは感じるものが違うんだと思う。今回の映画でもグッときて泣かされた。いや、ほんとよかった。 最初

          映画を見た THE FIRST SLAM DUNK

          不登校の中高生をもつ保護者のための解決に向けた心構えと考え方

          この記事は不登校中高生を対象としたカウンセリングのためのメルマガをまとめたものです。こちらのリンクから登録していただければ無料で順を追って紹介します。 早く読みたいという方はご購入いただければ一気に読むことができます。 お子様の不登校でご苦労されているということをお察しいたします。 学校の対応、スクールカウンセラー、医療機関や行政の相談窓口などいろいろなところに問い合わせて対応されてきたことと存じます。一定の効果があったとしても根本的な解決にならない。そのような状況ではな

          ¥300

          不登校の中高生をもつ保護者のための解決に向けた心構えと考え方

          ¥300

          久しぶりにマジで腹が立った話

          よく誤解されるのが私がは怒らないということです。 確かに怒りを外に出すことはほとんどなくなりました。でもしょっちゅう内面ではイライラしているんです。 アンガーマネジメントやっているから怒らないなんてことはありません。それを相手にぶつけないというだけなのです。 恥ずかしながら、久しぶりに喉元まで自分の怒声がでてきたのでそのことを共有いたします。 =*=*=*=*=*=*= それは土曜日の話です。 私はある塾の先生から面会を頼まれて出向きました。 はじめて会う方で、これまで

          久しぶりにマジで腹が立った話

          カウンセリングのハードルを下げるためにクライエントさんに知っておいてもらいたい二つのこと

          こんにちは。あり会はLINEからメルマガに切り替えますので、登録が未だの方はこちらにお願いいたします。 カウンセリングの最初によく起こることの一つとして、クライエントさんが抱える引っかかりが本日のテーマです。大きく二つあります。 1 話がまとまっていないから話せない一言目にでてくることの多い言葉が「まとまっていないのですが・・・」という一言。カウンセリングを受けられるということは、自分でもうまく言葉にできないような気持ちになっていたり、込み入った事情があったりします。まと

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          自分の「弱さ」を語ることで得られる8つのこと

          誰にでも弱さがあります。でもそれは認めたくないことです。それは、怒りや不安、恐れ、そして恥ずかしい経験、複雑なトラブルなどです。当然、自分で認めることすらなかなかやりたくないのに、人に話すなんて言うことはもっとやりたくないわけです。しかし、カウンセリングという心を整えたり、自分を責めることから抜けだしたり、さらにありのままの自分を認めて生きていくためには避けて通れないことなのです。ここでは弱さを語ることで得られることを8つお伝えします。 目次 [hide] 弱さを語ること

          自分の「弱さ」を語ることで得られる8つのこと