私がカウンセリングを学んだきっかけ
カウンセリングを学び始めたのは2007年ごろ。まだ、その当時の自分はどちらかというと、自己啓発が好きで、ナポレオン・ヒルとかブライアン・トレーシーとかを読み漁っていました。
目標を立てて、それに向けた行動計画をつくり、実行していく。目標には期限がある、そしてアクションプランにも細かい期限とスケジュールを設定する。
その通りに行くように動く。悪くはなかった。いくつかのことはうまくいったりもしました。
でも、どうも自分の中でなんとなくだけど、「これでいいのかな?」という思いがありました。
努力、がんばり、粘り強さ、諦めない気持ち・・・確かに良いのですが、とても疲れる。そして、自己啓発を一緒に学んでいる人たちも、良い人たちだったし、それぞれに素晴らしい働きをしているんだけど、なんか、最後の最後で打ち解けられない何かがありました。
そんなときに、ある人から、カウンセリングの学びをすすめられました。私が心を病んでいたとかそういうことではなくて、やっぱり自分を動かすには心の世界の学びが必要なんじゃないかなと思っていたのです。
で、カウンセリングを学びだすとそっちの方が私には合っていました。すごく気持ちが楽になったし、なんか急かされているという気持ちもなくなりました。
これだという思いになったのです。そのときであったのがトータルカウンセリングスクールでした。
ここでの学びが私の人生を大きく変えました。今がダメだから頑張ってよく使用というのではなく、今も未来も素晴らしいという「プラスからプラス」の考え方ですね。
そうやって物事を見ていくと、とんでもない試練であっても希望をもって前に進んでいけるということが分かりました。もちろん、いつでも前向きというわけでもないですし、落ち込みが激しいときだってあります。
でも、どんな自分もこの自分で良い、今の自分で素晴らしいのだということに気づきを持っていくことで、確実に前に進むということができています。
学び始めて14年経ちます。知識も経験も増えました。考え方も学び始めたころよりは深まったと思います。でもまだまだ、うまくいかないこともあります。
カウンセリングとうのは技法というよりも、「道」なんだと思います。どこまで行っても究めるということができないけれども、確実に進んでいくことで自分も関わる人も高めあうことができる。
カウンセリングに出会ったことは私にとっての大きな転機でした。