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やさしさの隣に。
デスクに戻ると、ひっそりと置かれていた
キットカット - オトナの甘さ -
誰の優しさだろう。
涙ぐむ間もなく、電話は鳴る。
昔から一人で抱えこんでは自滅するタイプ。
最近は、自滅する前の予兆に気づき
気持ちの処理をする術も覚えた。
優しさに甘えてはいけない。
そんなふうに考える節がどうやらある。
そんな時、ある人に言われた。
「やさしい人は、優しいんだから、
信じて甘えていいんだよ。」
そんなことを言ってくれるあなたが
本当に温かくて、やさしい人だ。
言葉にできなくて、あとでこっそり泣いた。
優しさに甘えるのではない。
優しさを心で受け取って、
そのバトンを周りの人に繋げていく。
これが優しさと向き合うことなんだ。
このキットカットも、次は私が渡せるように
今はきちんと甘えよう、「オトナの甘さ」に。