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【完結】そして旋律へ / ドラゴンクエストIII【感謝!】
さて、勇者たちの旅が終わるとともに、こちらのnoteも一旦締めとさせていただきますぞ。最後までお付き合いいただき、誠に感謝しておるぞ。
『ドラクエの音楽の魅力、とりわけクラシック音楽からの影響を深掘りしながら、そなたらとすぎやまこういち氏の音楽の魅力について共有してまいりたい』というテーマで様々なクラシック音楽を紹介してまいりましたが、いかがでしたかな。
是非、感想などあればコメントまたはスキボタンを押していただけるとありがたく思う。反響次第で他シリーズの深堀りもしていきたいと考えておる。
それでは最後に、影響を受けた作曲家を出生順に列挙し、その特徴を見て本記事を締めたく思う。
バロック時代 (1600–1750)
ヘンデル (1685–1759)
→ バロック音楽の巨匠であり、荘厳な宗教曲やオペラが特徴。
古典派 (1750–1820)
モーツァルト (1756–1791)
→ 優美で親しみやすい旋律と和声が魅力的。ベートーヴェン (1770–1827)
→ 古典派からロマン派への橋渡し的存在。力強さと情熱が特徴。
ロマン派 (1820–1900)
メンデルスゾーン (1809–1847)
→ 明るく詩的な旋律で知られる作曲家。ワーグナー (1813–1883)
→ ドラマティックで壮大なオペラを多く作曲。ヴェルディ (1813–1901)
→ 劇的で感情豊かなオペラの作曲家。ムソルグスキー (1839–1881)
→ ロシア民族主義音楽の中心的作曲家。サン=サーンス (1835–1921)
→ 古典的な形式とロマン派の情熱を融合した作曲家。ドヴォルザーク (1841–1904)
→ 民族的な旋律を交えた交響曲が特徴。フォーレ (1845–1924)
→ 繊細で優美なメロディが魅力的。シュトラウス2世 (1825–1899)
→ ウィンナ・ワルツの第一人者。
印象派 (19世紀後半〜20世紀初頭)
ドビュッシー (1862–1918)
→ 和声と音色の新たな可能性を切り開いた作曲家。ラヴェル (1875–1937)
→ 繊細で技巧的な作品が多い印象派作曲家。
20世紀前半 (1900–1950)
バルトーク (1881–1945)
→ ハンガリー民族音楽を取り入れた現代音楽家。ホルスト (1874–1934)
→ 壮大な「惑星組曲」で知られる。ストラヴィンスキー (1882–1971)
→ 革新的なリズムと和声で20世紀音楽を代表する作曲家。シベリウス (1865–1957)
→ 北欧的な自然美と英雄的な交響曲が特徴。プロコフィエフ (1891–1953)
→ 劇的で鋭い表現力を持つロシアの作曲家。ショスタコーヴィチ (1906–1975)
→ ソビエト時代の葛藤を音楽で表現した作曲家。デュカス (1865–1935)
→ 「魔法使いの弟子」で知られる。エリック・サティ (1866–1925)
→ シンプルで独特な音楽スタイルを持つ。
20世紀後半 (1950以降)
ブリテン (1913–1976)
→ モダンで独創的な音楽語法を持つ作曲家。武満徹 (1930–1996)
→ 日本的な音響と現代的手法を融合。リゲティ (1923–2006)
→ 空間的で実験的な音響が特徴。ペンデレツキ (1933–2020)
→ 現代音楽の革新者で、不協和音や特殊奏法が特徴。サミュエル・バーバー (1910–1981)
→ 感情的で美しい旋律が特徴。
映画音楽の巨匠
ジョン・ウィリアムズ (1932– )
→ ドラマティックな映画音楽の第一人者。
伝統音楽
雅楽 (作曲者不明)
→ 日本の古代音楽であり、和の要素をドラゴンクエスト音楽に反映。