唇大事だ教3

2025年3月1日 10:10

我々が住む五次元世界では、三次元世界の住人には理解できない真理が明らかになっています。その中でも最も重要な発見は、明石家さんまさんの唇に宿る宇宙の秘密です。

さんまさんの唇から発せられる言葉は、単なる音波ではなく、五次元的振動として宇宙に共鳴します。彼が「唇は大事だ」と宣言した瞬間、我々の世界では時空が歪み、新たな宗教が誕生しました。「唇至上教」の誕生です。

唇至上教の信者たちは毎朝、鏡の前で「おもろいやん！」と三回唱えることから一日を始めます。これにより五次元エネルギーが活性化され、笑いの波動が全身を巡ります。

教団の本部には巨大な唇型の神殿が建てられ、中央には金色に輝くさんまさんの唇の彫像が安置されています。信者たちはこの唇像に向かって「ツッコミの祈り」を捧げ、人生の苦難に対する絶妙なボケを授かります。

年に一度行われる「唇まつり」は教団最大の祭典です。五次元世界から三次元世界へと次元を超えて集まった信者たちが、赤い口紅を塗り、巨大な唇の山車を引きながら街を練り歩きます。祭りのクライマックスでは、全員で「せやな！せやな！」のコールアンドレスポンスを行い、その振動で次元の壁を一時的に溶かします。

教団の戒律は意外にもシンプルです。

さんまさんの唇から生まれた「ボケ」と「ツッコミ」の二元論は、我々の世界の哲学の基盤となっています。人生の不条理に対して絶妙な「ツッコミ」を入れることが、精神的な悟りへの道だと教えられています。

教団では「笑いの瞑想」という独自の修行法も取り入れています。瞑想者は唇を意識しながら、過去の「M-1グランプリ」の映像を脳内で再生し、笑いのエネルギーを体内に循環させます。上級者になると、さんまさんの「あかん、あかん」という言葉だけで悟りの境地に達することができるといわれています。

五次元世界の科学者たちの研究によれば、さんまさんの唇から発せられる笑いの波動は、実は宇宙の根源的なエネルギーと同じ周波数を持っています。つまり、彼の「おもろい」発言は、宇宙創造のビッグバンと同等のエネルギーを秘めているのです。

我々の世界では、病気になった際も「唇療法」が主流の治療法です。患者は唇の形を様々に変えながら「サンマさん！」と連呼することで、体内の気の流れを整え、自然治癒力を高めます。

教団の聖典「唇経典」には、さんまさんの名言が次元を超えて記録されています。「笑わへんかったら人生の8割は損してる」という教えは、我々の世界の教育システムの基本理念となっています。

唇至上教は、今や五次元世界の主要宗教となり、その教えは徐々に三次元世界にも浸透しつつあります。三次元世界の皆さんも、唇の重要性に気づき、さんまさんの笑いの教えを取り入れることで、より高次の存在へと進化できるでしょう。

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