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大鷹、カミキリ、ザリガニ、バイオリン、コスプレ

休日の公園。

人だかりができている。

コロナ禍とはいえ、脇を素通りというのも勿体ない気がする。

「何かいるんですか?」と尋ねると、大鷹がいるという。

教えられた所を見るが、木の幹と同化して初めはわからない。

少し動いた。

『あっ、ほんとだ!!』


春から巣にカメラを向ける人が多かった。

「カラスに食べられないといいけど」
という会話も聞こえていた。

『大鷹の雛だったのか…』


また少し行くと、川辺に隣接する地面にカメラを向ける中年男性二人。

しきりに「かっこいい、かっこいい」を連呼している。

「何かいるんですか?」と尋ねる。

「カミキリがいるんですよ」

おー、かっこいいとカメラを向けている。

触覚を広げ、カミキリが勇姿を見せている。

一人なら絶対気付かず素通りするところだ。


水と緑が豊かに共存する近所の公園。

休日は、ザリガニ釣りの子どもたちで賑わう。


元気な子どもたちの脇を通り抜け、散歩を続けると、突如、男性がバイオリンを弾き始めた。

上手い!上手すぎる!!
滅茶苦茶美しい音色♪

タダで聴いていいんですか?のレベル(笑)

ラッキー☆


そして、そこここにコスプレの若者たちが出没する。

カメラマンは、依頼したと思われる。

その理由は、年恰好が全然違うおじさんカメラマンが多いこと、明らかに知り合いでない形態で会話が交わされていること。

アニメブーム。

思い思いのコスプレをした友人同士が商業カメラマンを依頼して写真を撮っている。



思い思いの休日。

蝉も賑やかに鳴いています。


盛夏。


このご時世、遠出はなかなかできませんが、皆さま、良いひと夏をお過ごしください(^ ^)

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