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がんばったジプシー達へ

特攻隊がテーマの舞台を観に行きました。

東てる美さんが、長年、ライフワークとしている舞台のようです。(演技は流石でした!)

友人が出演していたので、ご縁あって拝見しました。

中目黒のキンケロ・シアター。
キンキンケロンパが造った芝居小屋だそう。
愛川欽也さんは、お亡くなりになられてしまいましたが、うつみ宮土理さんは、そういえば、どうされているのでしょう…。


重いテーマを重々しくではなく、むしろコメディタッチで。もし、その頃の兵士さん達、母、妻、恋人、子だったら…。でも、祖父母世代はまさに当事者。両親は“子”でした。
想像は想像、現実の本当の苦しみは想像もつきません。

終戦して今年で77年。
空から爆弾が落ちてくるなんて、遠い昔のことと思っていましたが、他国では「今」起きてしまっています。


特攻前日のシーンから出征までが、短いのに見事な演出。その直後にスクリーンに映し出された、本物の戦争の映像。火の玉となって墜落していく戦闘機。

もう、体を震わせて泣いてしまいました。

親、きょうだい、愛する人、その人の子や孫が平和に暮らせる日のために、と願って散っていった命。

陸軍特攻 2244名。
海軍特攻航空機 4174名。
合計 6418名。

尊い命に手を合わせます。





#舞台感想

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