昭和レトロ
自分で初めて購入したコミック漫画は「はいからさんが通る」(大和和紀著)だった。
当時、新聞配達でお小遣いを貯めていた兄の手伝いの報酬として、買ってもらった大切な宝物。
「いいなずけ」という言葉が新鮮だった。
関東大震災によって運命に翻弄される花村紅緒と伊集院忍。
のちに南野陽子主演で映画化されたが、当時「少尉」は憧れの的だった。
その後まもなく「ガラスの仮面」(美内すずえ著)がブームとなる。
北島マヤと姫川亜弓という対照的な登場人物は、当時の富裕層と貧困を象徴するような設定だった。
私の小学校の休み時間は、ノートに少女漫画ばかり描いていた。
「お母さんが描く絵って、昭和っぽいね」
娘がつぶやく。
たしかに否定はしない。
何故なら、こんな絵だからだ。
【昭和の少女漫画の特徴】
✅尖ったあご
✅大きなリボン
✅若干気が強そうな瞳
✅ポニーテール
✅背景に咲く花
「昭和レトロ」という言葉が出てくるのも無理はない。
こんな時代を生きてきたことを改めて振り返る日があってもいいか、と思う一日だった。
久しぶりに昭和を楽しませてもらえた。
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共に明るい世界を築けていけたら幸せです。
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