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思い出は積み重なり、時に繋がりをもつ
お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
私がこの世に生を受けたのは東京の高円寺という街です。
細かなことは関係ないので省略しますが、幼少期から社会人になるまでずっと生活していて、結婚して初めて神奈川県横浜市の田園都市線沿線に移り住みました。
結婚当初からお互いに忙しかったこともあって、平日は出勤時間も帰宅時間もまちまちで、食事とかも個別で済ますことも多かったです。
(殆どは私が夜な夜な飲み歩いていたというのが事実だったり😅)
そんな感じでしたので、週末は田園都市線や横浜市営地下鉄沿線の気になったお店で外食するのがお互いの楽しみでした。
(食の好みが合うのは以外と大事です。)
そんな通っていたお店の中でお気に入りの一つが、東急田園都市線の市ヶ尾駅にある焼き鳥の「串蔵」さんでした。
とても素敵な笑顔のオーナーさんが一心不乱に調理する焼き鳥はとても美味しく、すぐに地元では有名になり、予約いっぱいのお店になりました。
それでもタイミングを見ては二人で訪れて、他愛もない話をしながら美味しい焼き鳥をつまんでいました。
単身赴任する前の普通の日常の思い出です。
昨年久しぶりに横浜に戻った時に、思い立って数年ぶりに訪れました。
出迎えてくれた優しい笑顔や店内は変わりがなく、一瞬で昔に戻ります。
一通りオーダーを済ませるとオーナーさんから
「つくねはいつもの様に最後でいいですよね?」
「はい。お願いします」
通っていた当時の最後のオーダーは、卵黄が添えられたつくねと白ご飯でした。
つくねを少し箸でつぶして、ご飯の上に置いて溶いた卵黄をかけて食べる。
それがいつもの締めご飯。
長いことお邪魔していないのに覚えて下さっていて、懐かしさや嬉しさがこみ上げます。
少ししてオーナーさんから尋ねられました。
「今京都なんですよね?」
「烏丸御池にある『串くら』ってご存じですか?」
【2025年2月8日】
京都市内では、数年ぶりにまとまった雪が降りました。
こんな日に限って休日の会議で出勤です。。
お昼を少し過ぎたところで会議も終了したので「串くら」さんに訪問です。
焼き鳥が恋しくなった際に何度か訪れたことのあるお店です。
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町家作りの外観なので少し敷居が高い感じですが、ランチはとてもリーズナブル。
少し変わった親子丼もお勧めです!
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今回はお昼の名物になっている「ひつまぶし」と追加で「つくね」をお願いしました。
ひつまぶしのご飯は多め、普通、少な目が選べるということですが、言うまでもないですね(笑)
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仕事終わりの昼ビールには何も敵わない
畳敷きで掘りごたつになっているカウンターの足元にはさりげなくヒーターが。
とても温かい。ここは天国か。
目の前の焼き場を見ながらビールを飲んでいると、ほどなくひつまぶしが到着です。
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食べ方も説明くださいます。
まずは十字に切って四等分にします。
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もちろんご飯多め(笑)
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一杯目はそのまま。
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二杯目は卵と書いてありましたが、スキップして薬味を半分。
紫蘇と山葵がいい感じです。
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三杯目はお出汁で。
これ美味しい。
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別で頼んでいたつくねも到着しました。
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最後の四杯目は、このつくねと残していた卵であの頃の様に締めます。
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美味しい。
つくねと卵とご飯は無敵の組み合わせですね。
大満足です。
ご馳走様です。
「串蔵」のオーナーさんは京都のこの店を訪れたことで、店名を決めたと語ってくれました。
そんな京都のお話をされている優しい笑顔がとても印象的でした。
今は奥様とは年に数日しか会っていませんが、そのわずかな日数の中で、いろいろな人と巡り合って、素敵な時間を共有しています。
横浜から京都に舞台を移しても思い出は積み重なっていきます。。
今回はこちらで終了です。
それではまた。
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