【京都移住】岡崎周辺に住んでみて
お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
プロフィールでも触れていますが、現在は単身赴任という状況で京都に滞在しており、いずれこちらに移住することを検討しています。
移住となると住むところの選択が一番大切になりますが、街歩きをしていると住みたいエリアがあちこちにあります。
候補を検討していくにあたり、まずは今仮住まいしている岡崎周辺(京都に住むということも含めて)についての感想を整理して、今後の比較対象にしたいと思います。
前置き
・関東人は関西にはなじまないとか、京都の人は「イケズ」とかのよくある
話はここではあまり登場しません。。
(個人的に重要ではないから)
・住む場所の検討に必要な項目については後々比較していきたいです。
(家賃相場/コンビニ・スーパー・ドラッグストア/病院/駅近その他。。)
移住を検討している理由
細かな経緯はいつか書こうと思っているのですが、移住してもいいかなと考えているのは3つの理由からです。
1.この街が楽しい
京都の街はコンパクトでありながら必要なものは大抵揃う魅力的な街です。
なじみの飲食店も増えてきて、住むのが楽しくなってきました。
月イチにやってくる奥さんも同じ気持ちの様で、いつか京都に住みたいと言っているので実現してあげたいのが大きな理由です。
2.転勤生活が長くなりすぎた
この地で長く営業をしている中でお客様との関係を築くことができ、ノウハウも身についてきました。
この生活を終えて転勤前の生活に戻るのは、蓄積したスキルを一度クリアして再スタートする必要があると思うと、それが自身のキャリアとして正しい選択なのか判断がつかないでいます。
3,京都にまつわる情報を発信していきたい
noteを始めたのも、京都での出来事を記録として残したいと思い立ったことがきっかけで、京都検定のチャレンジもそのひとつです。
これからも感じたことを発信し続けていきたいという気持ちが大きいです。
岡崎エリアの概要
そんな感じで日々を過ごしているのですが、住んでみた感想の前に、岡崎エリアがどんなところかを私目線でご紹介します。
位置関係
京都でも東に位置していて滋賀県との境にあたります。
三条通を西に行くと川端通、鴨川を超えて市内中心に向かいます。
東山通を北に行くと京都大学エリアが広がります。
神宮道を南に行くと知恩院、八坂神社、祇園に続きます。
(知恩院方面は、以前の記事でご紹介しています。)
歴史
こちらの記事でも紹介した六勝寺のエリアになります。
その後、東京遷都により京都が衰微するなか琵琶湖疏水が計画されて発展していき、政府主催の内国勧業博覧会が開催されたことでその会場跡地が今の文化施設に繋がっています。
古川町商店街
昔ながらの商店街があることも魅力のひとつです。
よくテレビに出るショーケースが写真だけの鶏肉屋さんや、おいしい塩昆布の店、外国人観光客に人気のクラフトビールのダイニングバー、生活に欠かせない包丁研ぎのお店などが連なっています。
残念なのはとても美味しい「トンテキ」があったカフェが無くなってしまつたこと。。
名店いろいろ
有名な「マルシン飯店」はこのエリアです。
天津飯と餃子が有名で、最近さらに行列が長くなっている気がします。
そのほか、動物園近くにうどんの名店「山元麺蔵」や洋食の「小宝」さんなどのお店が点在しています。
住んでよかったこと
ここからは実際に住んでみて良かったことをいくつか紹介します。
1.職住融合
東京で仕事をしていた時は、通勤に片道1時間強を要していました。
何も疑問に思いませんでしたが、満員電車の中で時間を費やすことがどれだけ無駄で精神と体力をすり減らすことかに気がつきました。
今はラッシュといわれる時間でも電車は余裕で乗れますし、時間も短くて済みます。
多くの人がテレワークを経験して気が付いたことだと思いますが、もっと生産的な時間に充てるべきだと実感しています。
2.文化的エリア
平安神宮を中心に文化的施設が多数集まっています。
少し散歩するだけでも様々な情報が目に入ってきて、飽きない場所だなと思います。
夜はとても静かなのも魅力の一つです。
(あまり学生が住んでいない)
夜はこんな感じ
3.「気の流れ」
以前岡崎周辺は比叡山の霊気が降りてくるパワースポットだということを聞いたことがあります。
真偽は定かではないですが、初めてここにきた奥様もこのあたりの気は他と違うと言ったので何かあるのかもしれません。
確かに凛とした空気だなと感じます。
4.綺麗な川が流れている
東山駅を出ると目の前に白川が流れています。
個人的に川のある土地で生活していると運気が上がるようで、綺麗な川が近くにあるのは心が落ち着きます。
初夏には蛍が飛び交います。
蛍が飛ぶ町に住むというのもかなり貴重な体験です。
住んで困ったこと
いいことばかりではなく。。
1.一大観光エリア
平安神宮周辺や琵琶湖疎水の春の桜、南禅寺や永観堂の紅葉、美術館の展示、岡崎公園の催しものやライブ、時代祭や五山の送り火、京都マラソンに入学式や卒業式。。。
年中大混雑です。
このあたりはバスの便がかなり良いのですが、シーズンになると乗れないこともあり、乗れたとしても渋滞で予定よりも時間がかかることも少なくありません。
もう少しなんとかならないものか。
2.早寝早起き
木屋町あたり、西院や大宮の様な特別な場所以外は全体的に飲食店の終了時間が早いです。
少し残業が長引くと結構致命的です。
東京や神奈川近郊で暮らしていると慣れるまでは寂しさを感じます。
このエリアは特に飲食店が少ないのでなおさら寂しい。。
かわりに朝食を提供している店はいくつかありますが、利用する機会はあまりないのでメリットは感じないです。
3.暑くて寒い
京都は夏はとんでもなく暑くて冬は寒さが応えます。
特に寒さに関しては、札幌にも転勤で住んでいたことがありますが、北国の寒さと盆地の寒さは本質的に違っていて絶望感すら覚えます。
4.虫が元気
細心の注意を払っているので「G」の侵入は防いでいるものの、このあたりの虫たちは元気です。
(夜道を徘徊している「G」は巨大でビビる。)
・ベランダに「タマムシ」が飛び込んきた。(初めて見た)
・数年に一度一定の時期に、網戸の目より小さい羽虫が、朝起きるとカーテ
ンの下で大量死している。
(これが地味に憂鬱。生き残りはこちらに向かって飛んできてうざい。)
・これも数年に一度カメムシが大量発生して網戸にくっつく。
・見たこともないでかいカマキリがコンビニの通路を塞いで威嚇してくる。
都会育ち(笑)には、この虫たちとのお付き合いは、なかなかに苦労します。。
最後に
いろいろ書きましたが、多少不便なところはありつつも、概ね満足して生活しています。
まだどうなるかわかりませんが、移住の検討も場所の候補や計画の進捗などを記録していけたらと思います。
それではまた。