二条城前「乍旨司(さしす)」さんで趣向を凝らしたアテと日本酒を楽しむ
お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今回は二条城近くの「乍旨司 」さんで、他ではお目にかかれない酒飲みの気持ちを知り尽くした絶妙な「アテ」を肴に、昼から日本酒を楽しみたいと思います。
休日バンザイ\(^o^)/
ヨドバシカメラに進出した大阪のお店と名前が一緒ですが、こちらは西院にあるお店の二号店で全く別です。
海鮮と巻きずしを中心にした居酒屋さんです。
場所は二条西洞院にあります。
土日や休日は15:00オープンしてくださるのがうれしいポイント。
生ビールはないので「赤星」です。
お突き出しで出てくるこの海苔の佃煮がとんでもなくおいしくて、販売してくれないかといつも思います。
店内はカウンターとテーブルがいくつか。
BGMのセレクトがとても良いのですが、うまく説明できない。
まずは、お造り三種盛り。
左から「まぐろ 納豆ダレ」、「鮒子まぶし」、「甲イカ 葉ニンニク醤油」
まぐろの納豆ダレは定番に近いので何度かいただきましたが、濃厚な赤身に納豆の味がほのかに感じるタレがとてもマッチしていて、下にいる菜の花もよいアクセントになっています。
生の鮒は初めてで、恐る恐るでしたがおいしかったです。
びわ湖で大切に育てられた鮒ということで、まったく臭みがないです。
イカは文句なしにお酒に合う味付け。
イカが一番好きかな。
次は「甘エビの醤油づけ」と「煮干しクミン」
この甘エビから赤星はチェイサーにして日本酒始めます。
ねっとりした甘エビの口当たりと日本酒の組み合わせは最高!
ここでしか見たことのない、煮干しにクミンを合わせるという大胆な一品もお酒が進んでしまいます。
「水だことニラのコッチョリ」という聞きなれないメニューがあったのでお尋ねしたところ、キムチまでは発酵させない和え物の様なものということで、オーダーしました。
さっぱりしていますが辛さがちゃんと効いてます。
タコって吸盤が一番旨いと思いませんか??
飲ませにくるな~
「スナップエンドウと甲イカのサラダ レモンオイル」
シャキシャキのジャガイモも入っています。
このレモンオイル、家でも試してみよう。
まだまだ食べますよ~
「帆立とあおさの春巻き」
あおさを春巻きに入れる発想がいったいどこから生まれるのかと感心してしまいます。
熱々の春巻きはチェイサーのビールで。
ここでチャレンジメニュー。
「ふなずしチャンジャ」
京都、滋賀あたりでないと出てこないメニューですね。
さすがに鮒ずしはあまり得意ではなかったのですが、チャンジャにすると風味がよい方向に作用して完全に酒の肴になります。
旬のものもいきますね。
「たけの子フリット ブルーチーズムース」
本日最高の一品。
たけのこの一番良い部分をフリットにしてくださっていますが、普通の店ならお塩でどうぞとなるところ、ブルーチーズ(それもガチなやつ)のムースで合わせるというのは斬新すぎますがこれが合う。
これは毎年食べにくるレベル。
少し酔ってきて、写真がブレてきました。(;^_^A
もう一品たけのこ。
「焼きたけの子 木の芽みそあえ」
よく御池寺町あたりで、今の時期たけのこを販売していて、その価格にびっくりするのですが、京都の人がたけのこ好きなのも納得してしまいました。
関東ではこの味に巡り合わない気がする。
そろそろ締めにいきます。
「本マス 塩焼」
炭火で焼いてくださるので皮がパリパリ身がジューシー。
塩の加減も少しきつめでそれがまたよい。
セリの茎の部分のおつけものがこれまた旨い。
最後は巻き寿司で。
上が「イカ高菜」で下段が「たい大葉」
瞬殺です。
名物の「なみだうに」
山葵が絶妙です。
ラストはシジミ汁。
身は入っていなく濃厚なエキスだけ。
沁みます。
【本日頂いた日本酒たち】
よい陽気なのもあったので、今回はおまかせで冷酒を半合づつ出していただきました。
この量だといろいろと試せます。
それぞれの味わいを説明できる舌を持ち合わせてはおりませんが、おいしかったのは間近いない。
今回はこちらで終了です。
少し酔っぱらいました(;^_^A
どれもおいしくて大満足です。
またおいしいアテを目指してお邪魔したいと思います。
とても丁寧なお料理で、行く価値がある名店だと思います。
よろしければ訪ねてみてください。
それではまた。