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読書
ここ最近読みたい本が立て続けに見つかりどっぷりと読書に入り込んでいる
そうなると読み終わった本の置き場問題に悩む
積ん読になっているままのものを含めればかなりの量になる
電子だとかさばらなくていいよ!と言われるが
ページをめくりながら読むのが好きなのだ
小学校の時は驚くほど読書をしない子どもだった
夏休みの課題図書がいやでいやで仕方なく、最初と中盤と結末部分を読んで感想文を書いたりもした
当然そんないいかげんな感想文は、母にも先生にもバレバレなわけでよく叱られた
通信簿に国語は得意なのに「もう少し本を読みましょう」と書かれたりもした
成長していくとそれよりは少しましにはなったが、今度は興味を持つことが増えすぎて、本を読むことは二の次三の次のまま
それが今の出版に関わる会社に入ったら状況は一変
仕事柄そうなるでしょ!と思われがちだが
そうではない
読書好きの先輩たちが自分の読んだ本を
「これは貴女が好きそうな話だから読んでみて」
「これはジェットコースターみたいな展開だよ」
などと感想を添えて薦めてくれたのだ
何となくそれに乗ってみたら…
おもしろいこと!おもしろいこと!
こんなにも本は色々な仮想体験をさせてくれるのかと驚き、今度は恋するように読みあさった
今ではジャンルを問わずに本を読み、本の置き場に悩む読書好きの一員だ
人は生きていく上で実際に経験、体験出来ることは限られている
でも本を読むことによって自分の全く知らなかったことや興味がなかった世界へも、時にはいざなってくれる
あるいは自分にはこんな思いや感情があったんだ!と気づかせてくれることもある
いいかげんな感想文しか書けなかった子ども時代の私が言うのも噴飯ものだが、幼い時からたくさんの本にふれあってほしいとしみじみ思う