今日は、Perplexityで利用できる言語モデルを比較してみたい。
(Perplexityは、検索エンジンとしても使えるし、生成AIも使える、便利サービス。詳しくはこちらで紹介している →【AI超初心者】まず、利用するAIサービスを1つ選んでみた)
Perplexityでは、以下の6つの言語モデルが使えるらしい
デフォルト
Claude 3.5 Sonnet
Sonar Large 32K
GPT-4o
Claude 3 Opus
Llama 3.1 405B
ちなみに、Llama 3.1 405Bは、本日7/24に新しく使えるようになったそう。
自分は、マーケティングの仕事をしているので、今日は記事作成の視点でどう違うのかを比較してみる。
6つあるが、文章生成が強いと言われているClaude 3.5 Sonnet(普段使っているのがこれ)と、みんな大好きGPT-4oと、今日使えるようになったLlama 3.1 405B(長いな、どこまでが名前…?)の3つを比較してみよう。
ちなみに、この3つの概要はこちら▼
(それぞれに付いている数字はバージョンやバリエーションを示すらしい。)
Claude 3.5 Sonnet(読み方:クロード 3.5 ソネット)
・開発元:Anthropic(読み方:アンスロピック)
・リリース日:2024年6月21日
・文章作成の特徴:自然な文章生成に定評がある(特に日本語と相性がいいそう!)
GPT-4o(読み方:ジーピーティーフォーオー)
・開発元:OpenAI
・リリース日:2024年5月13日
・文章作成の特徴:さまざまな言語で高品質
Llama 3.1 405B(読み方:ラマ 3.1 405ビー)
・開発元:Meta
・リリース日:2024年7月24日
・文章作成の特徴:特定の文体や専門分野に特化した文章生成が可能
普段はコンテンツマーケティングの業務をしているので、今回は「文章作成」の作業において、この3つの言語モデルを比較してみたい。
今回使用したプロンプトはこちら▼
比較してみたら…
全然ちがーーーう🔥🚀
「内容」「文章のトンマナ」「その他」で独断で比較してみた!
(実際のそれぞれのアウトプットは、この段落の後につけておく)
内容
Claude 3.5 Sonnetは、業務のイメージができるような具体例を用いて説明がされている。自分の業務(マーケ)領域に近いからかもしれないが、例がわかりやすかった。一般社員のレベルでのビジネススキルへの影響が説明されている印象。
GPT-4oは、コンサルのプレゼンのよう。具体的な話をしているんだけど、リーダーやマネージャーの視点から業務を見た時の話をしているような感覚。
Llama 3.1 405Bは、具体的な職種をイメージさせるような話は少なく、一般的な話になっていた。一番知りたかった内容(良い影響と悪い影響)が少なく、導入と締めの段落の文章が厚め。
文章のトンマナ
Claude 3.5 Sonnetは、親しみやすい表現で、自分がよく目にするような、そして自分がよく書くような文章だった。ビジネスマンに広く受け入れられそうなオウンドメディア記事という感じ。
GPT-4oは、見出しの付け方や構成からして、少し論文っぽいのかな。ただ、横文字も多くてコンサルっぽい印象もある(専門用語が多いのか)。不思議な文章。あまり自分には馴染みがないので、とっつきづらい印象。
Llama 3.1 405Bは、自然な文章で説明もわかりやすい。専門用語は少なく、理解しやすい単語が用いられている。ただ、硬めなので、公的な文章を読んでいる感覚になる。
その他
Claude 3.5 Sonnetは、見出しがないけれど、段落の出だしでその段落の要点を話しているので理解しやすい。ひらがな、漢字、カタカナのバランスも良い。
GPT-4oは、英語を日本語に訳したような印象がある。カタカナが多くて、その分野に精通していないと、ちょっと何言ってるのかわからなくなってくる。構成も論文っぽい(論文を書くのにはいいのかもしれない)。
Llama 3.1 405Bは、読みやすい文章だけど、なんだか内容的にも表現的にも、少し物足りなさが残る。
という感じ。
やはり、日本語の自然な文章を作るには、Claude 3.5 Sonnetがいいね🔥🚀
ここからは、実際の出力をのせておく!!ご参考に!!
Claude 3.5 Sonnetの出力
GPT-4oの出力
Llama 3.1 405Bの出力
おわり。