海苔って何で育ててる?
みなさん、海苔って何を使って育てているかわかりますか?
答えは、網です。
海苔養殖専用の網です。
これは冬の収穫期の海苔網。
網から海苔が伸びています。
じゃあ、今の海苔網は?
海苔はもう付いていません。
漁期は4月に終わりを迎えました。
毎年海苔の時期は4月上旬までに終わりを迎え、海苔網は海から持ち帰ります。
持ち帰った海苔網は洗って修理し、整理します。
それが5月6月の仕事。
そして毎年梅雨明けに次の海苔シーズンに向けての海苔網の準備を行います。
今年は梅雨明け早かった割には梅雨のような天気が続いたので、ようやく先週から開始しました。
まず、専用の樹脂液に漬けて海苔の種が付きやすいようにコーティングし、干して乾かします。
それから浮きになる中が空洞の棒を等間隔に付け、海苔のの種を入れるビニール袋を取り付けてロール状に丸めます。
この作業を数日行います。
夏休みに入った子供達も(宿題から逃れるために)ちょっと手伝ってくれました。
すぐどこかに行きましたが。
そして本日、ようやく海苔網の準備作業が終わりました。
網枚数にして960枚、ロールにして32巻。
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この丸めた海苔網は、10月にビニール袋に海苔の種を入れて海に持って行きます。
そこから海苔の成長が始まります。
それまでは倉庫でおやすみ。
海苔網の準備が終わると、ようやく夏休みが来たという気がします。
仕事は他にもまだまだありますが、9月から始まる海の海苔漁場作りまでに子供達といっぱい遊びたいと思います。