結果、モブだけれども(中学時代②)
中学時代、"塾"が今の私の立場を作ったのであれば
今から書く"部活"は私のスタンスを形成したのじゃないかな、と思います。
中学時代、私はソフトテニス部に入りました。
入部動機はとてもどうしようもなく
「かわいいと思ったから」
な、に、が、ですよね笑
すぐに後悔することになります。笑
硬式テニスも試合とか見てるとそうなんですが
ソフトテニスは結構野蛮で←
「さぁこいっ(怒)!」ってドスの効いた声で
威嚇&挑発するんですよね笑
あと中学時代の体育会系って上下関係も凄いし
仲間内でも仲良しこよしじゃないんですよね。
そんな世界に踏み込んでしまった私は色々学びました。
①入部前、優しく見えた先輩が入部後怖くなる
②とりあえず先輩がやってることは奪う
③とりあえず小走り
④とりあえず声を出す
⑤いつ疎まれるかわからない
⑥誰にでも優しくあれ、いつか届く
⑦メンタルは強く
⑧努力が報われるとは限らないけれど、
努力しなきゃ認めて貰えない
たぶん、運動部だった方はわかるんじゃないかな、と思います。
入部前は優しくしてくださった2年の先輩。
入部すると豹変し、とてつもなく色々なルールを教えてくださりました笑
ジャージの着方も許されない着方があったり
廊下で会ったらこちらから挨拶(そして無視される)
先輩の荷物や後片付けはいち早く見つけて替わる…
挨拶とか先輩の荷物や後片付けについては
本当に今でも身に染みてます笑
会社でも上の方が何かしてると替りを申し出るし
ゴミ捨てとか率先してやるタイプです笑
ほら、モブは誰かの舞台を整えないとね←
あと、異常なまでに年上の方に心を開くのに時間がかかります笑
あとですね、いじめパート2笑
同級生は10人だったんですけど
なんか、なんとなく、絶対誰かがハブられる状況がずっと続いていて
6番目くらいになってしまったんですよね。
ハブられるっていっても主犯は2人、共犯が3人、なんとなく空気を読んでたのが4人、流されない子が1人で
共犯以下が順番にハブられるんです...
ちなみにわたしはなんとなく空気を読んでいたの1人でした。
10人の中でハブられるってとってもつらくて
しかもテニスなのでペア練習があったり
試合会場へ向かうのに誰かの親さんの車に乗せて貰わないと行けなかったり
もうね、もうね、大変なんです笑
部室で誰かの会話に笑うことすらできなくて
ポーカーフェイスも完璧になりました。
でも流されない子に本当に助けられました。
あの子がいてくれたから私はそこにいれました。
もちろんその子のお陰でもありますが
何故か部活から逃げなかった私がいたんですよね。
正直、最後は10人でしたが、本当は最初は13人だったんです。
1人は転校でしたが、あとの2人はこの雰囲気に耐えられず、辞めてしまいました。
私が辞めなかった理由はしょうもなくて
辞めたら学校にも居場所なくなると思ってたんですけど、、、
だから、辞めなかったし、休みもしませんでした。
そして行く限りは精一杯頑張りました。
すると中学最後の大会前に奇跡が起きたんです。
なんと団体戦、初めてのベンチメンバー入りに。
名前呼ばれたとき、泣きました。
そして前日まで私をハブっていたはずの皆が「良かったね!」って笑ってくれたんです。
…なんていう綺麗なストーリー笑
あれ、これだけ見るとモブじゃない?
と、思うじゃないですか?
でも、私、試合には出てませんから!笑
コーチが「ありあを出すな!出させないために勝て!」…ひどい笑
でも本当に皆で円陣組んだあの瞬間は青春でした。
そんな感じで私の苦しかったはずの部活生活はいい思い出で幕をとじました。
最後の大会も市大会団体戦3位でした(試合出てませんがメンバー登録されていたので賞状はゲットしました笑)
卒部時、後輩から恒例の色紙を貰ったのですが
コーチ陣、先生、後輩がみんな私の努力のことを書いてくれていて
私のおかげで士気が上がったって書いてくれていて嬉しかったです。
継続こそ、努力なり
コーチに貰った大切な言葉です。
この部活で
誰かの会話を耳にした時に、笑っていいのか考えるようになってしまったことは
マイナスかもしれませんが、
年上の方への接し方や、頑張っても報われないけど頑張らなきゃ報われないという考え方もここでしっかり形成されたなと思います。
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