【サーバントリーダーシップとは?】「聞くこと」の大切さ
サーバントリーダーは、人々に仕え、人々の成功を助ける人です。
サーバントリーダーシップとは、「サーバント」と「リーダー」という二つの言葉を組み合わせたものです。サーバントとは召し使いや使用人、おもに日常的な仕事をしていた人たちを指します。
私はアジア学院で学ぶ以前から、所属する教会でリーダーをしていました。イエスキリストの人生にもサーバントリーダーの姿を見ることができます。人々に仕えられるリーダーであるか、または人々に仕えるリーダーであるか。サーバントリーダーシップの特徴は後者にあります。人々の世話をする以上の役割をサーバントリーダーは果たします。グループの成長と成功を求めるのです。真のリーダーは、問題解決者であり、次のリーダーを育てる者であることを私は信じています。
そのリーダーの功績は、グループあるいはコミュニティーの 3 世代先に現れるはずです。なぜなら、良きリーダーは人々の成功のために動き、どん
な人々でも出来る方法を用います。ですから、そのリーダーが去ったとしても、残された人々はまたさらに進んでいけるのです。
私はいつも、次のリーダーがその次のリーダーを育てることが出来るようにと心がけています。メンバーとビジョン(目標)を共有し、共に考え、成功の喜びを分かち合います。
時には、メンバーの中から提案されたことをすることもあります。。
リーダーとして最もサーバントの姿勢が試されるときです。アジア学院では、サーバントリーダーシップの学びの中でリスニングスキルの重要性を学ぶ時間があります。
メンバーの思いや意見、提案を聞くときにどのような態度を持つべきかを実践を踏まえて学びます。それはサーバントリーダーシップにおいて、
「聞くこと」は問題を解決する最初のステップだからです。サーバントリーダーはより良い方向へと導く者であり、その過程を人々と共に見出していきます。
(文・得丸拓海/2022年度学生)