【私は、多様性が好き。】アジア学院スタッフ・眞木メレディス
初めまして。アジア学院の共同体生活コーディネーターのミミです。
神に創造された人間の一人。孫であり、娘であり、姉妹であり、叔母であり、妻であり、仲間であり、友であり、他人である。
名前は、一応メレディス。ミドルネームを入れてメレディス・アン。ところが、赤ちゃんの時から「ミミ」と呼ばれている。
そこでWhat’s your name?と聞かれたら少し戸惑う。
呼び名で答えるべきか、本名で答えるべきか、フルネームで答えるべきか。結婚をして名字が「ホフマン」から「眞木」に変わって更に複雑な気持ちになっている今日この頃。
Where are you from? これもまた単純な質問のはずだが、いつも答えに困る。名前が一応「メレディス」であるように、自分は一応「アメリカ人」である。生まれたのはアメリカ合衆国のミシガン州。
主に育ったのはニューヨーク。
ところが、ミシガンとニューヨークの間に三年間滋賀県の田舎で育ち、
小学校低学年は日本の教育しか受けていない。社会人になってからはずっと日本在住で、ニューヨーク暮らしより大阪暮らしの方が長く、アジア学院へ来る前は京都に住んでいた。
国籍はアメリカ。
言葉はミシガン英語と関西ジャパニーズ。
態度や振舞いはニューヨーカー。
顔はヨーロッパ系でよくフランス人かイギリス人と思われる。
仕草や感覚はアジア人っぽいと言われる。寝ている時は日本語で夢を見る。
自分がそういったややこしい背景を持っているからなのか、
顔や言葉、国籍、出身地、家族、肩書等で人を決めつけたくない。その人はその人。
みんな異なったユニークな一人の人として存在している。
わたしは多様性が好き。
人、動物、植物、食べ物、服装、芸術、音楽、自然にある色や形や
デザイン。
神に創造された世界は不思議と美しさに溢れている。
空を見上げるのも、散歩するのも、料理するのも、絵を書くのも好き。
わたしは出会いが好き。一人ひとりが持っているストーリーと可能性。他人同士が出会って、家族になる。敵が友になる。
このプロセスも神から与えられた素晴らしい賜物だと感じる。
本を読むのも、文章を書くのも、人の話を聞くのも好き。
一つのテーブルを囲み食べ物と人生を分かち合う。心を割って共に笑い、涙を流し合う。そのような共同体の中で暮らしたい。そのような共同体を築きたい。だから自分は今ここに居るのかもしれない。
What’s your name?とWhere are you from?を超えて、
Who are you?を発見するために。
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