Poem)1分の詩 -鳥の詩-
忙中に詩あり。を考えていた。
平日の日常雑事の中に、詩作の時間を
取りたいなと思い。
1分は60秒。1分には、60個の1秒が
入っている。1秒には、1語から5,6語程の
言葉を入れるとする。
(きみは) (やって) (きた) 。
(ボブに) ( 会うために) (やって) (きた)。
( 8) ( 9)…
( )を1秒の長さとすると、大雑把にだが、
この2文は、7秒の間の詩の言葉となる。
( 8) ( 9)は間合い、沈黙の2秒。
以下は1行が1秒の言葉( )として、続けた。
10)きみは
11)空から
12)見ていた
13)
14)彼らを
15)鳥だと
16)思って
17)いた
18)
19)
20)鳥とは
21)つばさ
22)鳥とは
23)自由
24)
25)
26)きみは
27)どこに
28)行くの?
29)
30)どこに?
31)
32)どこに?
33)
34)きみは
35)ボブの
36)つばさに
37)魅せられて
38)
39)空から
40)虹が
41)ボブの家の
42)軒下に
43)届く
44)朝に
45)降りて
46)きた
47)
48)
49)七色の
50)階段に
51)羽を
52)休めて
53)
54)陽の
55)光に
56)鈍色に
57)輝く
58)彼の
59)声を
60)聴いていた
これは、ラップのつもりではないので、
あくまでも、基本が
【1秒の言葉(行間含)×60)個=1分の詩】
という意味で書いた即興詩です。
どうだろう、出来不出来は問わず、、
日々の忙殺に、1分の詩の光を、
輝かせることが出来るように思う。
散歩して花をみつけるように
野良猫に遭遇するように
少し深呼吸ができようか。
”1分の詩 -鳥の詩-
きみは やってきた
ボブに会うために
やってきた
きみは空から見ていた
彼らを鳥だと思っていた
鳥とはつばさ
鳥とは自由
きみはどこに行くの?
どこに?
どこに?
きみはボブのつばさに魅せられて
空から虹がボブの家の
軒下に届く朝に
降りてきた
七色の階段に羽を休めて
陽の光に
鈍色に輝く
彼の声を
聴いていた
Arim
# 現代詩 #詩 #Poem