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スポーツには筋書きがない。
スポーツには筋書きがない。
ドラマには筋書きがある。
脚本家や監督が自らの経験や想像から筋書きを、書く。
演者はそれぞれがこの筋書きを解釈し、表現する。
そういう意味ではドラマや映画も偶然そのものだと思う。
『そして父になる』や『おくりびと』『万引き家族』などで世界的にも有名な是枝監督も同じようなことを言っている。
是枝監督については僕も色々と書きたいが、またの機会に。
それでもスポーツや現実の人生とはやっぱり違う。
映画を通して伝えたいメッセージ自体は事実であっても、ストーリー自体は事実でない。
現実の世界は筋書き通りにはいかない。
どれだけ勢いがあってもつまらないところで足元を救われる。
反対に鳴かず飛ばずでも何かをきっかけとして、一気に突破口を見つけていく。
僕たちの人生には筋書きがない。
一寸先は常に闇。
未来は想像できても、予言はできない。
だからこそ人生は美しいんだと僕は思う。
スポーツも人生も、成功も失敗もある。
だから僕たちはスポーツが好きなんだと思う。
東京オリンピックに向けて準備をする全てのアスリートの方に。
敬意を示して。
今日もアレな東大生に来てくれてありがとう。
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