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AASN Spring Gathering 2024 開催レポート
AASNでは、2024年5月18日にAASN Spring Gatheringを開催しました。東京近郊のメンバーを中心に総勢50名を超えるメンバーが集まり、研究話を片手に風薫る初夏の訪れを楽しむ会となりました。
AASN(アークレブ・アカデミア・ストラテジスト・ネットワーク)とは、アカデミアの未来のために自ら考え行動している研究者のコミュニティです。文系理系を問わず様々な専門分野の研究者たちがアカデミアの未来を良くしたいという想いのもと集まっています。
アークレブ・アカデミア・ストラテジスト・ネットワーク(Arclev Academia Strategist Network, AASN)
ウェブサイト:https://www.arclev.co.jp/aasn/
メンバー:80名
メンバー拠点:日本(東京、名古屋、大阪、九州、東北)、アメリカ、サウジアラビア、欧州(イギリス、イタリア)
*2024年5月現在
AASNという研究者コミュニティを活かし、株式会社アークレブはビジネスとアカデミアの隔たりを無くす媒介者として活動しています。
株式会社アークレブおよびAASNの創業ストーリーはこちら。
東京・虎ノ門で開催された今回のSpring Gatheringでは、研究講演やインタビューを通じてメンバーの素顔に迫る研究者図鑑、そしてお鮨BARを囲んでの親睦を深めました。当日参加できなかったメンバーや、AASNの活動の様子が気になる皆さんにも、このレポートを通じて当日の雰囲気を知っていただきたいと思います!
まず最初に行われた研究講演では、以下の4名にそれぞれ自分の研究テーマについて講演していただきました。
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科専任講師 小川愛実博士「建築と人がなじむシステム」
LPIXEL Inc. 研究開発本部サイエンスGrグループリーダー 東大工学系研究科客員研究員 河合 宏紀博士 「深層学習を用いたミトコンドリアクリステ構造解析」
東京理科大学経営学部講師 渡邉 万里子博士「アントレプレナーシップを育む多層的なエコシステム」
東京大学総合研究博物館 特別研究員(JSPS-DC1)/ 慶應義塾大学理工学部 協定研究員 吉村太郎氏「ミクロな規模のマクロな進化:結晶が織りなす貝殻の多様性」
学会発表のような緊張感のある会場ではなく、リビングルームのようなリラックスした空間で行われた研究講演は、バックグラウンドの異なるメンバーから様々な質疑応答が飛び交い、とても好奇心が刺激される会となりました。前回の総会で行われた研究紹介同様、他分野からの鋭い視点で質疑応答がなされ、そこから議論が広がっていく様子はAASNというコミュニティの魅力ではないでしょうか。
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研究講演以外にも、研究者図鑑のインタビューも行われました。研究者図鑑とは、メンバーに対して「研究者なったきっかけは?」「他の職業になるとしたら?」「歴史上の人物と夕食をともにするなら?」「砂漠の島にいくとしたらどんな音楽や本を持っていく?」などパーソナルな質問を投げかけ、その人の素顔に迫る企画です。
普段はZoom上で行っているこの企画ですが、今回は特別回としてSpring Gatheringの会場で2名のメンバーにインタビューを行いました。研究者図鑑は、普段の会話だけではわからない新しい一面を知ることができる人気の企画で、研究者という肩書きを超えた個人としてのメンバーをより深く知るきっかけにもなります。
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研究講演と研究者図鑑のあとは、お鮨BARの時間です。美味しいお鮨をいただきつつ、メンバー同士の交流を深めました。AASNメンバーの多くは日本や世界の様々な場所を拠点としているため、普段の活動はオンラインベースとなっています。年に数回こうしたイベントで実際に顔を会わせて話すことによって、より親睦を深めるきっかけとなりました。
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イベント開催に向けて準備して下さった方、当日お手伝いをしてくださった方、そして何より参加していただいた皆さん、ありがとうございます!
AASNでは一年を通じて様々なイベントを企画しています。昨年の様子は以下の記事からご覧ください!
次回は、NYでのAASNの活動の様子について報告させていただきます。
それではみなさん、また次のイベントでお会いしましょう!
(文責:荒川、写真:冨田)