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【読書】眼を養い手を練れ(著:宮脇檀住宅設計塾)

こんにちは!アーキロイドの福井です。
住宅設計を志し、初めて手にした教科書「眼を養い手を練れ」

「眼を養い、手を練れ」は、ライプツィッヒ工芸高等師範学校の校訓だった。

簡単に言えば「良いものをたくさん見て、実際に手を使って体験的に学ぼう」という意味であり、ものごとを観念的に考え過ぎて単なる「頭でっかち」の人間になることを戒めた言葉でもあろう。——— 宮脇は、家庭はもちろんのこと、職場であろうと教室であろうと自分を取り巻く生活環境は「絶対に美しくあらねばならない」「何がなんでもカッコ良くなければならない」という強固な念と独特の美学を持っており、———。

第六章(中村好文)より

そんな熱量でつくられた住宅設計の塾(寺子屋)には、本物の名作家具を身近に置いて実際に使う環境や時間が用意されていた。

まぁ。18歳で、その環境で学び始めたものだから、当たり前で写真すら撮っていない。それが「当たり前」じゃなかったことに気づくのはだいぶ後。

そして、もうその場所は無い。

いつか、あの時に教わった住宅の基礎というか、時間の厚みを体現できたらと思っている。福井


『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
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