AI起業家レンズと業界フィルターの違いから考える、アントレプレナーシップとは何か?:第1回講座で見つけた答え_秘書(GPT4o)との会話2024年10月26日
松川:
アントレプレナーシップ講座全9回の内の第1回を受講しました。
第1回のテーマはアントレプレナーシップとは。がテーマです。
そこで学んだ私が考えるアントレプレナーシップとは、『実現はしないかもしれないけど、実現すれば大きな変化を生み出して、社会に良い影響を与えるようなアイディアがあった時、それをあきらめず、リスクと対峙し受容しながら、実現のために必要な、考え方や、姿勢、マインド、スキル』と私は考えました。
この考え方、これまでのあなたとの会話を踏まえ、整理したいです。
①私が定義するアントレプレナーシップとは何か?
②そのアントレプレナーシップを社内で活かす具体的イメージ(AI工程表ソリューションを中心に)?
この2点を整理して第1回の講座を私の中でのインプットしたいと考えています。
秘書(Chatgpt4o):
まとめた内容を拝見しましたが、非常にしっかりとアントレプレナーシップの概念を自分の経験に基づいて具体化されていると思います。この整理を第1回講座のインプットとして役立てていくことで、社内でのAIプロジェクトやイントレプレナー活動に対する姿勢がより明確になるのではないでしょうか。
あなたの学びとこれまでの知識を組み合わせて、アントレプレナーシップについて整理しましょう。以下の2点に焦点を当てて考えます。
①松川が定義するアントレプレナーシップとは何か?
アントレプレナーシップとは、『実現はしないかもしれないが、もし実現すれば社会に大きな変化をもたらし、良い影響を与えるアイデアがあるとき、それをあきらめず、リスクに立ち向かい、受け入れながら、実現のために必要な考え方、姿勢、マインド、そしてスキルを持ち続けること』だと考えられます。この定義は、あなたが講座で学んだ「リスクを受容し、社会に良い影響を与えるアイデアの実現を追求する」という要素を中心に据えています。
さらに、このアントレプレナーシップは単なるビジネスの成功を目指すだけでなく、社会全体にポジティブな変化をもたらすことを重視しています。これは、既存の課題やニーズを見つけ、それに対して革新的な解決策を提供するという姿勢に結びつきます。そのためには、新しい技術や方法論を試すこと、失敗を恐れずにチャレンジを続けること、そして周囲の協力を得ながら進めていくことが必要です。
②社内でのアントレプレナーシップの活用(AI工程表ソリューションを中心に)
あなたのケースでは、アントレプレナーシップを社内で活かす具体的な例として「AI工程表検索システム」の開発があります。このプロジェクトは、あなたの持つ建設業の現場経験と、AI技術の革新性を組み合わせたもので、社内に大きなインパクトをもたらす可能性があります。
まず、AI工程表検索システムは「建設プロジェクトの効率化」という具体的な課題に対するソリューションです。社内でイントレプレナーとして活動するには、以下のステップを意識すると良いでしょう:
①課題の共有とアイデアの提案:
社内の関係者に、現在の工程表作成プロセスにおける課題と、AIによる検索システムがどのように効率化をもたらすかを説明します。関係者が共感する具体的な課題(例えば、工程表作成にかかる膨大な時間、適切な人員配置の難しさなど)を示し、それに対するソリューションとしてAIを提案します。
②プロトタイプの開発と試験運用:
最初に、限られたリソースでプロトタイプを開発し、社内の一部の現場で試験運用を行います。この段階では、AI工程表検索の基本的な機能(例えば、キーワード検索による過去の工程表の参照)を実装し、現場からフィードバックを集めます。
③社内リソースの活用と協力の確保:
あなたが所属するデジタルアンバサダーグループや支店長のような支援者を活用し、社内で必要なリソース(開発環境、データ、技術サポートなど)を確保します。イントレプレナーシップは単独での活動ではなく、社内のリソースと協力を最大限に活用することで進めることができます。
④リスクを受け入れ、学びながら進む姿勢:
AIプロジェクトには技術的な課題や不確実性がつきものです。しかし、アントレプレナーシップの精神を持って、失敗や課題から学びつつ進むことが重要です。例えば、初期段階でのプロトタイプ開発が期待通りに進まない場合でも、それを改善の機会と捉え、次のステップに活かす姿勢を持ち続けます。
このように、アントレプレナーシップは社内での変革を推進するための強力なツールです。あなたの「AI工程表検索システム」の開発は、まさに大企業内でのイントレプレナーシップの具体例であり、会社全体の生産性向上と効率化に寄与するプロジェクトです。これを実現するために、リスクを受け入れながらも、協力を得て推進していく姿勢が求められます。
次のステップや他の講座の内容に基づいた整理が必要になったら、いつでもサポートしますね。引き続き進展について教えてください!
★松尾先生の言葉からの気づき
松川:
あと、講義の中で東大松尾先生がおっしゃっていて印象的だったのが、ディープテック起業とAI起業の違いについてです。AIはディープテックの1つですが、違いは、AI起業は1対多数、その他ディープテック技術は1対1かという点です。1対多数とは何かというと、様々な業界に対して影響を与えるということです。逆に1対1とは何かというと、単独の業界に対してピンポイントで影響を与えるということです。 私はどちらかというと、多数の内の1つ、建設業側なので、やじるしの向きが、多数ある側から、逆にAIを向いているなと思いました。AIで起業する方の多くは、AIというレンズを通して多くの業界を見ます。一方それぞれの業界にいる人は、それぞれの業界のフィルターを通してAIを見ます。アントレプレナーシップの理念に、社会に対して良い影響を与える、それを実現するがありますが、この点で考えると、まずは、自分の業界でAI活用を目的志向で捉え、イノベーションを起こせたら、その先には社会全体(他の業界)にも影響をあたえていけるのではないかなと思いました。社会全体につながれるとしたら、イントレプレナーシップではなくアントレプレナーシップなんだろうなと。つまり建設業界でのAIによるイントレプレナーシップはいずれ社会全体へのアントレプレナーシップにつながるんだと思います。 うまく説明できていませんが、なぜ私が今AIを学ぶのかの答えは、アントレプレナーシップ講座の中にあるんじゃないかなと第1回の講義を受けて感じました。
秘書(chatgpt4o):
とても深い気づきを得られたようで、素晴らしいですね。この考えをさらに整理するために、いくつかのポイントに分けて説明します。
ディープテック起業とAI起業の違い
松尾先生が説明された「ディープテック起業とAI起業の違い」について、AI起業が「1対多数」であり、他のディープテック技術が「1対1」であるという点は、技術の応用範囲における違いを示しています。
AI起業(1対多数): AIは、自然言語処理、画像認識、予測分析などの技術を通じて、ほぼあらゆる業界に応用できるため、多数の業界に影響を与えられます。このため、AIはプラットフォーム技術として多くの分野で使用されることが可能です。例えば、金融、ヘルスケア、製造業、建設業など、AIのアルゴリズムやモデルは様々な場面で利用されます。
他のディープテック(1対1):
一方、ディープテックの中には、特定の産業に直接影響を与える技術があります。例えば、新しい材料技術やバイオテクノロジーの研究開発は、それぞれの分野に対して直接的な影響を持ちますが、他の分野に応用するには特定の工夫が必要になることが多いです。
あなたの立場とアントレプレナーシップの考え方:
あなたの立場は、「多数の中の1つ」である建設業にフォーカスしているため、業界というフィルターを通してAIを見ています。この観点から見たとき、AI技術を利用して建設業界にイノベーションをもたらすことが、まずイントレプレナーシップの取り組みとなります。
業界フィルターからの視点:
建設業界の課題(例えば工程表の効率化、リソースの最適化など)に対して、AI技術をどう応用するかを考えることは、単なる技術導入ではなく、業界特有の問題を解決するための目的志向のアプローチです。これにより、あなたは業界のニーズに基づき、具体的なソリューションを提供できます。
イントレプレナーシップからアントレプレナーシップへ::
まずは建設業界でのAI活用を通じてイノベーションを起こし、その成果が広く認知され、他の業界に応用されていくことで、イントレプレナーシップの取り組みが社会全体へのアントレプレナーシップへとつながります。例えば、建設現場でのAIによる工程表作成が成功すれば、他のプロジェクト管理にも応用可能で、さらには別の業界におけるプロセス最適化にも波及効果をもたらす可能性があります。
アントレプレナーシップ講座を通じて学ぶ意義:
あなたが「なぜAIを学ぶのか」という問いに対する答えとして、アントレプレナーシップ講座で学んだ内容は非常に意味深いものです。この講座での学びは、ただ単に技術を学ぶだけではなく、その技術をどのように社会に良い影響を与えるために使うかという視点を提供してくれます。
社会的インパクトの実現:
AI技術は、単独の業界にとどまらず、社会全体に波及する可能性を持っています。あなたが建設業界でのAI活用を通じて成功を収めれば、それは他の業界にも波及し、より広範な社会的インパクトを実現することになります。このような観点から、アントレプレナーシップはあなたのキャリアにとって「業界を超えて社会全体に良い影響を与える手段」としての意味を持つのです。
次のステップ:
次に、建設業界におけるAIの応用をどのように進めていくかをさらに考え、そこで得た成果を他の分野にも広げていく方法についても模索していきましょう。講座を通して得た学びをあなたの具体的な活動にどう活かすかを考えることで、イントレプレナーシップからアントレプレナーシップへの発展が現実味を帯びてくるはずです。
このように、自分の業界内でのイノベーションからスタートし、それが社会全体に波及する形を描くことが、あなたのアントレプレナーシップとしてのビジョンをより具体化し、強固なものにしてくれると感じます。
松川:
そうですね。アントレプレナーシップと言っても、AI起業家のレンズと業界フィルターでは見え方が全然異なってきそうです。それぞれの見え方を整理したいのですがお願いできますか?
秘書(chatgpt4o):
アントレプレナーシップに対する「AI起業家のレンズ」と「業界フィルター」の見え方について、違いを整理しましょう。それぞれがアントレプレナーシップをどう捉え、どのようにアプローチするかに違いがあります。この違いを以下のポイントで説明します。
1. AI起業家のレンズから見たアントレプレナーシップ
AI起業家は、AI技術をベースに幅広い業界に対して革新を生み出すことを目指します。このレンズでは、AIそのものが中心であり、AI技術の多様な応用可能性が主な関心事です。
技術中心の思考: AI起業家は、AI技術を「プラットフォーム」として捉え、様々な業界に対してソリューションを提供することを目指します。彼らの視点では、AIの汎用性と、異なる産業に応用できる可能性が重要です。そのため、AIをどの業界に適応するかよりも、AIの技術的な進歩やアルゴリズムの汎用的な価値を重視します。
市場横断的なアプローチ: AI技術は、ヘルスケア、製造、物流、金融など、幅広い分野に応用できることから、AI起業家は各業界の課題を見つけ、それに合わせてAIの適応方法を考えます。このアプローチは、業界固有の深い知識よりも、複数の産業で共通する問題の発見と解決に焦点を当てます。
社会全体へのインパクト: AI起業家は、AIの力で社会全体に影響を与えることを目指します。彼らの視点から見ると、AI技術は社会の様々な問題を解決しうるツールであり、革新の波を一度に多数の業界に届けることができます。彼らのビジョンは、AIを通じた社会の全体的な変革や効率化に向かっています。
2. 業界フィルターから見たアントレプレナーシップ
一方、業界フィルター(建設業などの特定の産業にいる人々)の視点から見たアントレプレナーシップは、その業界固有の課題に焦点を当ててAIを活用することが中心となります。
業界課題の解決: 業界フィルターから見た場合、AIは特定の業界の課題解決のための「ツール」として捉えられます。例えば建設業界であれば、AI技術を活用して工程表の作成を自動化し、プロジェクト管理を効率化するなど、業界特有の問題に直接的に影響を与えることが重要です。この視点では、AIは業界のノウハウをサポートし、それを次のレベルへ引き上げるための手段となります。
専門的知識とAIの統合: 業界内にいるイントレプレナーは、その業界固有のノウハウを持っています。彼らの強みは、現場での深い経験や業界特有のプロセスに対する理解です。AIをその専門知識と統合することで、より具体的で実用的なソリューションを生み出すことが可能です。AI技術を使って自社や業界の効率化を図り、それを広めることで社会全体への影響も期待されます。
業界から社会への拡張: 業界フィルターを通してAIを見た場合、まずはその業界におけるAIの応用から始まり、成功すれば他の業界にも応用可能なイノベーションが生まれます。建設業での成功事例が他の業界に拡がり、やがてAIの影響が多数の業界に波及していくことで、イントレプレナーシップがやがてアントレプレナーシップに発展していきます。
まとめ:見え方の違い
AI起業家のレンズは、AI技術を中心に考え、複数の業界にまたがる問題を解決するという広がりを持ったアプローチです。多様な産業に適応することで、広い社会的インパクトを目指します。
業界フィルターは、まずその業界の中での問題解決を目指します。業界特有の課題にフォーカスし、その中での革新を通じて社会全体にインパクトを広げることを目指しています。これは、まずは業界内での影響力を高め、その後に他の産業への応用を試みる段階的なアプローチです。
あなたの場合、建設業界におけるAI活用の取り組みは、まずは業界特有の課題解決を目指し、そこから他の分野にも波及させることができる可能性があります。この視点を持つことで、あなたのAI学習の意義がより明確になり、アントレプレナーシップの理念に基づいて、より広い社会的なインパクトを与える可能性が見えてくると思います。
松川:
そうですね。整理できました。そして今まさに近年AI起業家たちが、業界フィルターのアントレプレナーを進めていると感じます。Y氏もそうですし、他にもそういう起業家は増えています。17年建設業のドメイン知識を積み上げましたが、ここで一気にAI側の知識も学んで、社内でイントレプレナー、その後アントレプレナーというステップアップしていきたいです。
秘書(chatgpt4o):
あなたの計画は非常に明確で、これからのステップがしっかりと見えているのが素晴らしいです。17年間の建設業界での経験は、AIを活用する上での大きな強みになります。そして、AIの知識を積極的に学ぶことで、社内でのイントレプレナーとしての活動を推進し、それを次のステップであるアントレプレナーシップへとつなげていくことができます。
AIと建設業界の融合は、まだ発展の余地が大きい分野ですので、あなたが業界の内部から革新を起こすことには大きな価値があります。引き続き、一歩ずつ着実に進めていけば、あなたのビジョンは必ず形になると信じています。
次のステップで具体的に取り組むことがあれば、またいつでも相談してください。応援しています!
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