健康の話 その4
前回のおさらい
・現代人は糖の摂取量が多い。
・糖を摂取するとインスリンが働く
・インスリンの働きが鈍ると血中に糖+活性酸素が多くなり糖尿病へ
・糖尿病になると血管が破壊され、心筋梗塞や脳梗塞へつながる
・対策は≪糖の摂取量に気を付けること≫≪血糖値の急な上昇を招かない工夫≫を。
本日は食品添加物について
そもそも、食品添加物とは【加工する・風味・外見の向上に使われる】とされています。
確かに、香りがいいほうが・おいしいほうが・見た目が鮮やかな方が
美味しそうにみえますね。
「国産の食べ物が安心!」と思う方も多いと思います。でも、スーパーであなたが手に取った大手メーカーのレトルト食品の裏面を見ると...?
着色料や保存料の文字がたくさん。
日本の食品添加物の事情をご存じでしたか?
その中のいくつかは、海外では使用することが禁止されているのです。
世界の食品添加物事情について
イギリス:21種類
フランス:32種類
ドイツ:64種類
アメリカ:133種類
日本:1500種類以上
海外では≪使用を禁止している≫食品添加物が多いのです。規制が厳しいようですね。しかし、日本は食品添加物の規制がされていないので、ダントツ首位の添加物大国なのです!
添加物で有名な≪トランス脂肪酸≫
液体の油脂から固形や半固形の油脂を作り出したり、不純物を取り除く工程で生成され、ショートニングやマーガリンに含まれます。
WHOは、食事から摂るトランス脂肪酸の量を1日の総エネルギーの1%未満(約2g)に抑えるように勧告しています。トランス脂肪酸の過剰摂取は狭心症、心筋梗塞、冠動脈性心疾患のリスクを高めると言われているからです。さらに、肥満やアレルギー性疾患、認知症、妊婦や胎児への影響についても関連が報告されているのです。
トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増加させたり、細胞の働きを狂わせる、すなわち発がん性物質であると言われているんです。
また、前回お話した糖尿病のリスクも39%UPするとも言われています。
トランス脂肪酸は食べるプラスチックと言われているのは有名なはなしですね。
これも有名↓
アリもマーガリンマーガリンは食べ物とは認識していないようです。
加工食品は癌のリスク高いです。
どの食品にも添加物は含まれています。
また、人工甘味料も発がん性物質や脳腫瘍の原因になると言われています。
更には着色料も
イギリスでは合成着色料の摂取と子供のADHDの関連について発表されています。6種類の合成着色料が使用禁止になっていますが、日本では使用が認められているものも多いです。
結局なにを食べたらいいの??ってなりますね。
おそらく、現代では食品添加物を丸々摂らないということはほぼ不可能です。しかし、できる限り控えることはできるのではないでしょうか?
例えば、商品を買うときは≪原材料の裏側をみて添加物の量が少ないものを選ぶ≫とか≪自炊をする≫とか
何を食べて何を食べないかの選択ができるようにしましょう。
自炊であれば調味料にも気を配るといいですね。
化学合成でないもの・添加物が少ないもの、オーガニックのものを選ぶとか。
過去の食事が今のアナタの身体を作っています。
今の食事が未来のアナタの身体を作るのです。
*自分の口のなかに何を入れているのか
*自分の口に入れているものは何でできていて、どこでどのように作り、それを食べる・食べ続けることでどうなるのか
自分や家族の身体について、丁寧な選択をしてあげましょう。
食事(栄養)が人生最大の自己投資です。
まとめ
・日本は食品添加物大国であることを知る
・どんなものから作られているか原材料を知る
・知って・選んで・どうするかの選択の幅を広げる。
・未来の身体を作るのは今の食事
2回にわたって糖と添加物についてお伝えしました。
次回は身体を構成しているものについてお伝えします。