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暮らしの気付き|計算してみたら、持っている服の3割しか着ていなかった
クローゼットやタンスの中身を全部数えて、そのうち昨年着た服をまた数えて、所有している服のうち何%を去年実際に着用したか計算してみた。なんとたった30%でした。
服の総数には、冠婚葬祭用の礼服などは含まれているけど、昨年は結婚式もお葬式もあるから両方使った。なお、総数には下着や肌着、靴下などは含めていない。
50%は超えているだろうと思っていたから正直びっくり。
羊に謝れ
昨年もつくった曼荼羅チャートを今年も作りまして、その中の目標の一つに「長く使える良い物を」と定めました。大量生産品を大量消費、そのサイクルからできる限り距離を取ろうかなと思ったのです。
それで、その第一歩としてまず自分の持ち物を見直すところから始めようと思い至りました。
まず使用率の高い、クローゼットにかかっている服から数えます。
クローゼットの服、総数82。そのうち昨年着用(以下稼働といいます)は24。
ボトムスの総数25。稼働12。
夏物総数22。稼働7。
冬物15。稼働1。
結果、稼働率30%。
うわ、ひどいなこれ。
急に自分が最低な人間に思えました。驚くべくは冬物の稼働率の低さ。ウール100%にこだわって買ったセーター達、全然着なかった。羊に顔向けできないよ。
「選ぶ」ってハイカロリー
昨年は勉学やら何やらで忙しくて、服を選ぶ手間を省くために日々同じ服を高サイクルで着回していました。しかしその割に、たまに顔を出すおしゃれしたい心に操られ、大して着もしない服をちまちまと、セールを言い訳に買いあさったような気もします。
こうして服の総数は増えていき、また忙しくなると更に増えた服の中からあれこれ選ぶエネルギーが足りず、結局いつもの服を着る。
選ぶ行動にはエネルギーを要する。忙しい日々の中でおしゃれして、日々違う組み合わせのファッションを楽しめる人々もいるのだろうけど、私はそういうタイプじゃないらしい。
大量消費はストレスの先延ばし
おもえば疲れが溜まってくると、中々夕飯が決められなかったり、コンビニで10分も20分も悩んで無駄にストレスを溜めたりする。そんな傾向が自分にはありました。食物には賞味期限があるし、毎日お腹がすくから、その都度選んでその都度消費していくけど、服だと事情がちょっと変わる。何も考えずに適当に買い物をして、いつか服を着る自分に選択肢をポイポイ増やしていく。それって無責任なんじゃないの。悩むべきなのは服を着る時じゃなくて買うときの自分なのでは。ストレスを買い物で解消したつもりで、将来の自分に丸投げしているだけかもしれない。
服は食べ物と違って腐らないけど、体型は変わるし好みも変わっていく。
羊さん、今までごめんなさい。ストレスを未来の自分に先延ばししないためにも、年間12着チャレンジ、やってみようかな。