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物騒なネーミング

今日、飛騨高山に住む友人夫妻が大阪にやって来た。
前日に和歌山のミカン農家さんのところに視察(取材?)に行った帰りだとかで、私の勤務店に立ち寄ってくれた。
が、肝心の私は休みで(笑)、スマホに飛んできたメッセージで知るという…。
慌てて支度して店に向かい、無事に会うことが出来たので良かった。

友人夫妻は、飛騨市の《道の駅アルプ飛騨古川》内にある《飛騨産直市そやな》の店長とスタッフだ。
私もそやなにはたびたびお邪魔している。
そこで売っている豆が、えらい物騒な名前なので見てほしい。

商品ラベルのカラーリングもちょっと怖くない?

「はところし」
何でも、美味しすぎるあまり鳩が食べすぎて亡くなってしまう…という、素敵なのか物騒なのか良うわからん名前なのだ。

実家の母が五目豆にしてくれた

実際、煮豆にするととても美味しい。
だけど、この名前でただ並んでるだけじゃ、怖くて手が出せない(笑)
そこでPOPの出番。

売場にもついてたし、「ご自由にお持ち帰りください」となっていたPOP

こう書かれていたら、あ、こうやって食べるのか、意外と簡単に食べられるんだ、と思うし、怖くない。
この美しい文字で書かれたPOPは、お習字の先生をしている奥様が書いている。
《飛騨産直市そやな》では、農家さんが持ってくる飛騨の野菜にこれでもかと同様のPOPが付いているので、地方から来たお客様もふむふむと熱心に見ている。
お客様の不安や疑問に寄り添うPOP、有難いし、いいよね。

今日は何をネタに書こうかと思ってたけど、友人夫妻が大阪に来てくれたのがキッカケでこの豆のことを思い出した。
ありがとう、1本書けたよ…。

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