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ポケモンと再び旅立つ日

今までの作品の中で、一番真剣に遊んだのは20年前に発売されたポケットモンスター金銀。朝と夜の移ろいを子供ながらに嬉しく感じ、新しい属性の新しいポケモンに目を輝かせ夢中で捕まえ、遊んでいた。
それからいくつもの作品が出て、その度に購入し、とりあえず遊んでみたものの、殿堂入りしたのは金銀だけだった。

あれからもう20年も経つのか、とTwitterを見ながらしみじみと思い返す私の手には、先日発売されたポケットモンスターソードがあった。
やっぱり購入してしまうのだった。だって、発売前から任天堂の公式ホームページを覗き、ポケモンの公式ホームページを覗き、テレビのCMを見て、「あぁ、楽しそうだ。欲しい」とうずうずしていたのだから。
どうせ飽きてしまうだろう、と少し不安になっていたけれど、遊んでみなければわからないし、もしかしたら今作は殿堂入りまでいくかもしれないし。迷っているなら買おう、と思い、仕事終わりのその足で買いに行った。
ゲームの電源を入れる瞬間は、いつだってドキドキする。

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「画質きれいすぎる……!!!」

思わず声に出た、最初の感想。いやもう、ポケモン……ポケモンの世界がすごい進化してる。何十年もやってないわけじゃないのに……何ならサンムーンだってやってたのに。
モンスターハンターの世界なのか? とテレビのCMを観たときに思ったけれど、ポケットモンスターソードの世界に足を踏み入れて、目の当たりにしてもなお「モンハンの世界みたいだ……!」と声に出してしまうほど、きれいな景色が広がっていた。
歩いていると、そこら辺をポケモンが歩いていて、飛んでいて、地面から顔を覗かせていて、「ポケモンが生きてる……生活している……」とまた感動。

今作ではポケモンと共に、キャンプができる。ワイルドエリアだけかと思ったらそうではなく、結構いろんなところでキャンプを開くことができるのだ。
キャンプを開いてすることといえば、手持ちのポケモンとおもちゃで遊んでみたり、きのみや材料を入れてカレーを作ってみたり。そうやってポケモンと時間を過ごしていくと、仲良くなって、さらに経験値がもらえる。戦わなくても少しずつ育っていってくれる感覚が新しく、嬉しい。

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材料によって、辛口や甘口だけでなく、渋くも酸っぱくもなるカレー。
オンライン通信で見ず知らずのプレイヤーに声をかけると貰える(ワイルドエリアで購入することもできる)カレーのメインとなる材料も様々で、いったい何種類のカレーが……? と、バトル中にもカレーのことを考えるようになる。

まさに、カレーゲーム。
しばらくカレーを作っていないと、キャンプでポケモンたちがカレーのアイコンを出すことがある。手持ちのポケモンがみんな可愛いから、「みんなカレー好きなんだね!よし、今日は何のカレーを作ろうかな!」と張り切ってカレーを作ることになる。

そして、ブティックのある街では服やカバンを購入することができる。自分の好きなファッションを楽しむこともできるのだ。
さらに、今作はリーグカードというカードを、ポケモンセンターで作ることができ、これはブロマイドのようなもので、通信で交換することもできるし、ジムリーダーやライバルのリーグカードもストーリーの中で貰うことができる。

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こんな感じに。
ポーズや表情も変更でき、アップにするか少し引いて写るかなども決めることができる。ぜひ、自分のお気に入りの一枚を作ってみてほしい。

肝心のシステムの話や、ストーリーの話などは敢えてここではしないでおこうかなと。私の拙い文で説明するよりも、公式ホームページを見たほうが早いと思うので。
新しいポケモンたちと出会って、自分なりの解釈を見出しながらその子たちと向き合えるのがとても楽しい。もちろん、過去の作品から登場するポケモンでお気に入りのポケモンが出ると、飛び上がるほど嬉しい気持ちになる。

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もしこれからポケットモンスターソード・シールドを購入する人がいたら、ぜひ積極的にレイドバトルという特別なバトルに参加してみてほしい。
自分の好きなポケモンが巨大化すると、びっくりするほど興奮するので!

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