「四季折々」収録曲、超個人的解説のコーナー〜アートワーク編〜
11/18に行われました「少年少女の夜会Vol.3(以下略)」より販売開始となりました底なしの青の新アルバム「四季折々」！
皆様聴いていただけましたでしょうかね。
いろいろなことがリリース前にあったので笑、「ちゃんと届けられた」という思いが半分、曲が完成したのは実に半年以上前、そこから練習してレコーディングしてという作業を経て「やっと届けられた」という思いが半分。
作品も11/18に作った空間(その日のライブの模様はこちらから)も、手前味噌ながら、まるっと大好きだなぁと思います。
そんなこんなで今日からの数回は「四季折々」について個人的にいろいろ語っていこうとおもいます。
例によって例の如く、これは新井の超個人的な偏見と感想と体験であり、これより先に書かれた文章は全てバンドを代表しての意見ではございませんのであしからず。
ジャケットの融合感
まずはアートワーク。
青を基調として入るものの、カラフルで写真の組み合わせのようにも見える象徴的なジャケット。
収録されている全ての曲に関しての情報が余すところなく、細部にまでちりばめられていて、長くみていたくなるそんな絵ですよね。
そして、歌詞カード中の絵も含めて共通してモチーフでありキーワードだと僕が勝手に思っているのが「グラデーション」。
「折々」=グラデーション
アルバムタイトルは「四季」ではなく「四季折々」なので、その「折々」たる所以が移り変わり、すなわち全体で見たときの「グラデーション」に現れているのかなと思います。
ジャケットも、上から下に見ていくのと、下から上に見ていくのではまた印象が違ったりして、グラデーションの妙を感じます。
そして「少年少女の夜会Vol.3」で原画も展示していた歌詞カード内のデザイン。
これは「春夏秋冬」それぞれの一枚絵があしらわれております。
ここからはデザインしていただいたひろむさんのお話を踏まえて書かせていただきます。
「四季」それぞれの写実と抽象
四季それぞれの絵は、「月」あるいは「太陽」を模した半円と、季節を思わせる象徴的なモチーフが写実的に書かれたもの、抽象的に書かれたもの、の3つで構成されています。
でも、その並び順は必ずしも同じではなく、抽象が真ん中にきているものもあれば、写実が真ん中にきているものもあります。
これはそれぞれの季節が持つ性質やイベントに合わせて変えられているんだそうです。
そういう視点で見直すとまた、そしてそのページに書かれている歌詞とセットで味わうとまた、新たな発見があります。
ここは語りすぎるのも野暮だと思うので、皆さんじっくり歌詞を読み込んでみてくださいね。
そしてなんと、半円部分には「蛍光塗料」が使用されており、先日ライブ会場で展示した際に、ライブ中暗くなった時には光っていました。
気付いた方は気づいていたみたいですが、ライブハウスに絵を飾るからこその粋な計らい、本当にリスペクトです。「空間」ごと楽しんでねというのは、こういうところにも仕掛けがあるからだったんです。
そしてCDの入っている背面、収録曲が書かれている部分は表のジャケットと色彩感が反転しております。これも面白いですよね。
まだ届けられていないのが悔しくてなりませんが、CDデザインもとっても素敵なので楽しみにしていてくださいね。
そしてCDリリースに合わせて新調したアーティスト写真。
CDを買って開けるとまず飛び込んでくる位置に歌詞カードにも使われております。
かたにたか
歴代のアーティスト写真の中ではあまりなかった、いわゆる衣装っぽい衣装を全員きております。
下田さんのシャツの融合感は個人的にたまらないし、何より似合いすぎ。兄貴ずるい。
安齊さんはいでたちと格好の相性がすごくいいですよね。めちゃめちゃ大人っぽくてカッコ良いピンク。
僕はシャツを着ることが多いんですが、今回の衣装でもシャツ。よくみるとわかるんですが肩に鷹の絵が書いてあります。上から読んでも下から読んでもかたにたか。(どうでもいい)
そして下に履いているのは実は「パジャマ」です。めっちゃすみ良い。普段着ない感じなのでこういう撮影の時に着るのはワクワクしましたね〜。
3人の服装にもなんとなく「グラデーション」がありますね。下田の柄っぽいものから僕のシャツまで。ここでもアルバムアートワークと通じるものがあります。
そんな素敵な衣装提供をしてくださったのはShirubeさん。改めまして本当にありがとうございました！
実はアーティスト写真を撮ったのもShirubeの前なんです。店頭には僕らのCDもサインもありますので、そちらを見にいくだけでもふらっと立ち寄ってくださいな〜！
そして実は同日にslow down MVのラストカットをそのまま撮りに行ってます。ちょっとした裏話。
ということで今回は「四季折々」のアートワークに関するお話でございました！
次は楽曲編かな。
ではまた！
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