長野市「かよう亭 権堂店」天丼桟敷
店名 かよう亭 権堂店
場所 長野県長野市鶴賀権堂町2225
電話 050-5589-7456
ジャンル 割烹
バリアフリー ◯
駐車場 なし
年末年始休み前最後の定休日2日目は恒例の権堂へ。本日は映画の日、長野ロキシー・相生座で「天井桟敷の人々」を観にいくのだ。1945年公開の古いフランス映画だ。今回で2度目の鑑賞、といっても高校生の時だから、35年も前に一度観たきりだから、初めてみたいなものだ。
「フランス人がフランス語でフランス人にしかわからない感覚で作り上げたフランス映画」
といったのは淀川“さよならおじさん”長治氏だった。と言われてしまえば歴史的な背景を知っているわけでなし、フランス語を解するわけでなし、細部までが理解できるわけではないが、悠然たる、堂々たるフランスの矜持を魅せられた気がする。
そういえば、以前「てんどんさじきのひとびと」と読み間違えた友人がいた。まったく笑止としか言いようがない。これだから関西人は品も遠慮もないガサツな野蛮人だというのだが、それを思い出して天丼を食べたくなる私も十分野蛮人・蛮族の類である。さぁ天丼いくぜ
「かよう亭 権堂店」
権堂アーケードより少し入ったところにある割烹だ。隠れ家のような雰囲気が好きでたまに使わせてもらっている。こちらのランチは美味くてボリューミーなのがよい。そういえば前回来た時も映画の後だったなぁ。
「特大海老天丼」1000円
特大という単語だけで気に入ってしまった。やはり私はわがまま欲張りオヤジなのだ。海老天だけかと思いきや、その他にもいろいろのっている。
・にんじん
・マイタケ
・なす
・しいたけ
・春菊
・カボチャ
・玉ねぎ
・海老
という8種の豪華天丼。野菜の天ぷらが多くて嬉しい。最初は紅生姜と思い精神的小躍りをしたらにんじんだったので、少しがっかりしたが十分美味いので文句なし。マイタケ、しいたけキノコ天は舌ざわりよく、春菊は香り高く、カボチャ玉ねぎの甘いこと。そしてナス。ナスの天ぷらほど美味いものはない。
「天井桟敷の人々」
はよかった。75年も前の作品だからか、はたまた作者のためか????という部分もなきにしもあらず、というところもあるがやはりよいものはよい。この休みは、U-NEXTかAmazon primeで古いフランス映画にハマり込みそうだ。