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Japanese Restreamのスタッフボランティアはどんなことをするのか

お久しぶりです。あらしというものです。

突然ですが、皆さんはJapanese RestreamというTwitchのチャンネルをご存じでしょうか?
海外のRTAのイベントを許可を得た上でし日本語の司会、解説を付けてミラー配信するチャンネルです。

私は2020年の夏あたりからこちらのチャンネルの各スタッフボランティアとして何度かお邪魔させて頂いています。

さて話は少し変わるのですが、Twitterを眺めていたら、ボランティア募集されてるけど全容がわからなくて怖い、応募しづらいというようなツイートをお見掛けしました。
それを見て私は少しでも応募してくださる方が増えればなと思い、Japanese Restreamのボランティアが一体何をするのかを勝手にまとめてみようと思いこの記事を執筆した次第です。
文章を書くのが相変わらず苦手なため読みにくい記事になってしまっていますが、これを見て少しでもボランティアをしてみようと思っていただける方が増えたらなと思います。



※あくまでただの1ボランティアが勝手に書いているものです。あらかじめご了承ください。



担当することと必要なもの

ここの内容はボランティア応募フォームに書かれている内容と一部を除いて同じです。
もし応募フォームが解放されていたらそちらも参考にしてください。

1.担当

Japanese Restream(以下リストリームと呼称)のボランティアは4つの担当に分かれています。
①司会進行 その名前の通り表に出て行われているイベントの案内や走られるタイトル、解説者の紹介などを行います。リストリームの配信を普段からご覧いただいてる方はご存じでしょう。
②配信管理 こちらは所謂裏方の作業。配信を行っているPCを遠隔で操作して、音量の調整などを行います。
③Twitter担当 TweetDeckというツールを使用し次はどんなタイトルが走られるか、解説の方はどなたなのか…など告知のツイートを行います。
④モデレーター担当 配信中のTwitchのチャットの内容を確認して不適切なワードを削除、また不審なユーザーを発言禁止やBANなどを行います。
ここは他の担当の方も兼任します。

これら4つの中からできそうなものを選んで応募する形になっています。
一つだけを希望することも、兼任を希望することも可能です。

2.必要なもの、アカウント、ツール

続いて、ボランティアを行うにあたって必要になるものを羅列します。

  • ボランティアとして運営に関わる方へのルールへの同意
    いきなり"もの"とはちょっと違いますが、応募フォームを開いた際にまず表示されるルールをよく読んでそちらに同意していただける方のみご応募おねがいします。
    ルールの詳しい内容はここでは記載しませんが、海外のRTAイベントである本家配信でお願いされるものはそのままリストリームに関わる人にも適用されるということは記述しておきます。

  • そこそこ安定したネット環境
    Twitter担当やモデレーター担当

  • 動画、生配信サイトとチャット、通話アプリを同時に開いても問題がない程度の性能のパソコン

  • Googleアカウント(gmailアドレス)
    作業用データの共有に使用されます。アカウントの氏名が本名になっている方は気になるようでしたら、名前の変更、または新しくアカウントを作成しましょう。

  • Discord
    各種連絡など告知以外のやり取りはすべてこちらのツールで行います。
    アカウントのほか、リストリームのDiscordサーバーへの参加も必要です。

  • Twitch アカウント
    チャットのモデレーション等のために使用されます。

  • Twitter アカウント
    前述したTweetDeckの機能のために使用されます。

  • Parsec
    PCを遠隔で操作するためのツールです。現在は配信管理の方のみ必須になります。

  • 実用できるマイク
    司会進行の方は必須です。配信管理の方もマイクがあるといいかもしれません。

  • 元気
    むりはだめです。

各担当の行う作業


ここからは各担当が主にどういうことをするのか、どういう作業の流れなのかを書き記していきます。
細かい作業やここでは言えないものも少なくないため、本当はここに書かれている物以上の作業がある事をご理解ください。


①司会進行担当のやること

画像はイメージです

まずは司会進行の流れと行う作業から。やることは色々ありますが、配信上でイベントや解説者の紹介などをし進行の手助けをするのが主になります。

  1. 前の担当の方に交代の連絡を入れる
    交代時間ピッタリのタイミングでまだゲームが走られている場合もあるのでゲーム途中で解説の方を遮らないように交代するか、ゲームが終わったタイミングで交代するかの打ち合わせをします。ここではゲームが終わったタイミングでの流れを書いていきます。

  2. 本家配信の画面を確認し待機、解説の方がいる場合は簡単に打ち合わせ
    ここで配信レイアウトのゲームタイトルを次の物に切り替えます。解説の方がいる場合は、ここで司会と掛け合いしながら解説するかもしくは司会の相槌なしで解説するかなどの確認を取ります。

  3. 本番用VCに入り走られるゲームタイトルと解説の方のご紹介
    解説の方がいない場合はその旨を伝えます。ゲーム開始前に時間がある場合は今回行われているイベントの説明などをすることもあります。

  4. ゲームが始まったら解説の補助やチャットのモデレーション
    解説の方がいる場合はなるべく補助(アシスタント)や聞き手のように振舞います。が無理して話す必要はありません。相槌も無理に行わなくて大丈夫です。
    また、
    解説者の方から相槌などは不要だと伝えられたり二人解説がいる場合などはマイクをミュートしてしまっても大丈夫です。

    解説者の方がいない場合も無理して喋ったり調べたりする必要はありません。チャットで詳しい方のコメントを拾ったり、適宜イベントの案内、解説の方の募集案内等をしていきます。

    当たり前ですが、言動には特に気を付けなければいけません。
    また、解説の方や配信のチャットが不適切な話題に行かないように目を配ります。
    チャットのほうで不適切な話題が上がれば削除や発言禁止措置を行います。

  5. タイマーストップしたらいい感じに締めて本番VCから退出
    本家の画面が切り替わってしまったらなるべく早めに締めます。

    これを担当の交代時間まで繰り返します

一応参考用に自分が司会進行をしているタイトルのアーカイブを載せておきます。が、あんまり聞きやすいものになってるかは微妙かも…


②配信管理担当のやること

画像はイメージです

続いては配信管理の行う作業です。主に行うのは音声バランスの調整です。
司会進行以上に覚えることは多いのですが、この記事ではいろいろ端折ってしまいます。

  1. 前の担当の方に交代の連絡を入れParsecを起動、接続
    配信用のPCを遠隔で操作する都合上混線したら大変なので、連絡は忘れずにします。

  2. 次のタイトルの解説者を呼び出し
    今行われているタイトルの30分~15分くらいに次のタイトルの解説者を呼び出します。
    ここでマイクの調子や注意事項などを改めて確認し、司会進行に対応を引き継ぎます。

  3. 次のタイトルについてのTwitter投稿
    時間帯によってはTwitterの担当の方がいないためTwitterの投稿を代わりに行います。

  4. 司会、解説の音量を調節
    Discord上で司会、解説の音量を調節します。配信のチャットなどで音小さいor大きいという意見が出なければ大丈夫です。

  5. 本家配信の音声と司会解説の音声のバランスを確認
    司会や解説が喋っている間は本家の音量は自動で小さくなりますが、だれも喋ってないときに本家の音が大きすぎないか、逆に喋っているのにもかかわらず本家音声にかき消されていないかを確認し、調節します。

  6. 音声周りとタイム等に注目しつつチャットのモデレーション
    突然音声が大きくなったりする場合があるので少し注意しつつ配信チャットの不適切な話題を削除したり発言禁止処置を行います。
    現在のタイトルが終わる前に次の解説者の方をお呼びするので、タイムにも目を配ります。

以上を担当の交代時間まで繰り返します。


③Twitter担当のやること

画像はイメージです

Tweetdeckというツールのチーム機能というものを使用しツイートを行います。
配信管理の方でも話題に出てきましたが、Twitter担当は時間帯や応募数によっては配信管理の人がこちらを並行して行います。

  1. 前の担当、または配信管理にTwitter担当交代の連絡を入れる
    Tweetdeckとツイートのテンプレートが置いてあるリンクを開いておきます。

  2. 走られるゲームのテンプレートを確認、コピペしてツイート
    なるべくゲームの開始前にツイートをします。
    テンプレートがあるとはいえ間違えがあるかもしれないのできちんと確認をします。
    また、自分のアカウントでツイートしないように注意します。私は何度もやらかしてます。
    余裕があれば小粋な一言コメントを書いてもいいですが、必須ではないです。

  3. 上記のツイートに解説者などの情報をリプライで追加
    こちらも同様にテンプレートがありますが、情報を載せないでほしいという解説の方だったりもいるのできちんと確認し、不要な文字列を削除などして送信します。

  4. 余裕があればハイライトなどをツイート
    必須ではありませんが、現在走られているゲームのハイライトをツイートします。スクリーンショットやTwitchのクリップを添付してもいいです。
    繰り返しますがハイライトは必須ではないです。むりはだめ。

  5. タイマーストップ後、終了用のテンプレートを確認しツイート
    完走したタイムを記入して今までと同様にツイートします。
    ただし、次のタイトルが始まってしまいそうな場合は開始前ツイートを優先させます。

以上を担当の交代時間まで繰り返します。

参考にならないと思いますが、自分がひっそりと担当していたリストリームのツイートを貼っておきます。


④モデレーター担当のやること

都合がいい時間にTwitchの配信画面とチャットを開く、またはモデレータービューという機能を使用して配信を視聴しながら、不適切な発言を確認したら削除、場合によっては発言者を一定時間発言禁止や追放(BAN)処置を行います。

ちなみにモデレーター担当はTwitchのチャットの表示名の前に剣のようなマークが表示されます。 このマークを付けた人のコメントは配信者本人でない限り削除できません。そのため、コメントする際はより一層気を付けましょう。 もちろんモデレーター権限がなかろうが気を付けてほしいんですけど…


司会進行と配信管理の人みんながやること(一部)

"みんな"と見出しに書きましたが気づいた人、余裕がある人がこの作業を行うため、初めてボランティア参加する人、慣れてない人は無理して行う必要はないです。

  • 他のボランティアのサポート
    困らないように手厚くサポートします。
    特に司会進行が行う配信レイアウトの切り替えや、配信管理の解説者のお呼び出しは、忘れてしまったり行う余裕がなかったりもするので気づいた人が代わりに行ったりします。
    何かしらのトラブルは起きてしまいますので、お気軽に他のスタッフを呼んでください。

  • 解説応募の対応&マイクテスト
    解説に応募してくださった方の各種案内とマイクや配信の視聴環境などのテストを行います。

  • チャットのモデレーション
    モデレーター配信チャットを見て不適切な話題を削除や発言禁止処置を行います。

  • Twitterにハイライト等の投稿
    いい感じにツイートします。

このほかにも行う事はいくつかありますが、前述したとおり余裕がある人がこれらを行います。

困った時は

基本的にはボランティアに提供される超わかりやすいマニュアル(※個人の感想)を読んでいただければ大体はわかります。
が、やること覚えることは多いですし諸事情で作業ができなくなったり、マニュアルに記載がないトラブル等も起きます。
何かしら困ったら他のボランティアやAdministratorやSボランティアというロールのついた人に聞いたりお任せしましょう。
何度も言いますがむりはだめです。


結局どういう人を求めてるの?

さて恐らく応募を迷っている方が一番気になっているのはこれでしょう。
あくまでペーペーの1ボランティアの意見ではありますが…

運営に関わる人へのルールに同意でき、RTAイベントのお手伝いがしたくてそこそこのパソコンとネット環境がある人であればどなたでも構わない

と思っております。
配信や機材詳しくなきゃいけないとかRTA走者でないといけない訳ではありません。
リストリームでは参加されてるボランティアスタッフの中でRTA走者ではない方は割と多いです。自分も配信とRTAを始めたきっかけの一つはリストリームだったりします。

とはいえ、他のRTAイベントよりやることが多いのとリストリームするイベントによっては1週間くらいかかることもあるので、多少の覚悟と元気も必要かもです。
ですが、前述のとおり、マニュアルにやることはすべて記載されていますし、わからないことできないことがあれば他のボランティアスタッフがサポートします。

なのでお気軽にボランティアにご応募ください


まとめ

長くなりましたがリストリームのボランティアが行う大体の作業と流れを書き連ねて参りました。
前述したとおり、他のイベントよりも行うことは多いのですが、リストリームのボランティアで得た経験は他のイベントなどでも役に立つと思います。多分。

ではここで3つ宣伝を。

まずは、2月12日午前5時半からほぼ丸1日かけて行われる、ゼノブレイドシリーズRTAリレーの様子をJapanese Restreamにてリストリームが行なわれます。

ゼノブレイドシリーズ全4作品+2つの追加ストーリーすべて披露されます!
是非ご覧ください!

そのなんと5日後、2月18日から26日まで行われるESA winter 2023(Stream 1)の様子をJapanese Restreamにてリストリームが行われます。
2月8日現在はスタッフボランティアを募集中です。
もうしばらくしたら解説ボランティアも募集開始すると思うので続報をお待ちください。

続いては私自身の宣伝。
2月20日から26日に行われる、"The RPG Valkyries"という海外の団体が主催するRTAイベント、Speedrun Ragnarok 2022(SRR)というイベントに"Racing Pitch""月光妖怪"というゲームで参加させていただきます!
…ESAとガッツリ被っているッ!そのためリストリームはできないんですね~

私の出番は21日の午前1時、そして23日の午前0時からになります!
ESAの合間に見ていただけると嬉しいです!

配信先はこちら▼
https://www.twitch.tv/therpgvalkyries
また、自分用に制作した日本語スケジュールも置いておきます。よかったら参考にしてください▼


拙い文章でありましたが、この記事で少しでもボランティアに興味を持って、そしてお気軽にご応募いただけたら幸いです。








この記事はあくまで個人的に書いたものですのでこちらの記事のお問い合わせはリストリームではなく私の方にお願いいたします。
この記事の内容は2023/02/08時点のものです。


2022/04/04 初版投稿
2023/02/08 更新


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