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とらわれの心と『神経症(不安障害、強迫性障害、パニック障害、対人恐怖症等) 森田療法による完治体験をもとにした、その治し方!』
『神経症(不安障害、強迫性障害、パニック障害、対人恐怖症等) 森田療法による完治体験をもとにした、その治し方!』(平井哲男 (著))を読みました。
印象に残った言葉を引用します。
本書で森田療法を行うのではありません。 私は医師ではありませんし、また森田療法は本来、入院療法であり、言葉だけではうまく伝わりません。 あくまでも私が実際に入院して学んだ森田療法を基礎にして、私なりの考えを書いています。
上記の説明のとおり、この本だけで森田療法を実践するのは難しそうです。
ただこの本の考え方はとても参考になりました。
この症状さえなくなれば、これさえ消えれば普通の人と同じように行動ができ、普通に生活することができるのに」といつも思っています。 理想の自分もしくは、治っている自分を頭に描き、そうなれない現実の自分との間で思い悩み、あれもこれもと頭で考えるだけで焦ってばかりいます。
僕も「強迫症・強迫性障害さえなくなれば、普通の人と同じように行動できるのに」と思っていました。でも違ったんです。
これらの症状の治し方は、まずその不安や悩み、症状等を抱えたまま、または持ったまま、あるいは苦痛を感じたままで、とにかく行動することです。
症状がなくなるまで行動しないのではなく、症状はあったままでいいから行動すること。それが森田療法の治し方だそうです。
確かに行動している間は気がまぎれます。コンテンツビジネスをやっている「最中」は他のことを考えていませんでした。
集中していない時は症状が出ますが、それを「あるがまま」にするみたいですね。この「あるがまま」というのを体感するのが難しいので本来は入院療法なのでしょう。
神経症は自分で治そうとしているうちは、なかなか治らないのです。 治そうとするのではなく、その症状を抱えながらでも今に生き、今やるべきことをやっていくうちに期間を経て、その症状が前ほど気にならなくなり、いつしか自然に治っていくのです。
僕も強迫性障害を治そうとしていました。ただ引きこもり生活を振り返ってみると、ネットビジネスを長期間やっていくうちに症状は軽くなってきたんですよね。それでコンテンツビジネスに出会いました。
要するに
「治療にとらわれるな」
ってことですね。
コンテンツビジネスという今やるべきことをやりつつ、今はちょっと疲れているので安静にしながら、本を読んで強迫性障害の症状をさらに軽くしたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました(感謝)