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【感想】アウトプット大全~日記と読書感想文と強迫性障害~
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『学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑 (著) の感想です。
私がおすすめする方法は「ポジティブ日記」です。今日あったポジティブな出来事、楽しい出来事、うれしい出来事などを「3つ」書くというもの。
「箇条書き」→「短文」→「長文」と、徐々にステップアップしていくといいでしょう。
有名な「3行ポジティブ日記」です。本書で初めて知ってから試してみて、日記の手法の中で自分がもっとも継続できているトレーニングです。
他の本でも自己肯定感が上がるトレーニングだと書いてありました。
僕は主に「できたこと」「感謝したこと」を書いています。
本書には他にも「ポジティブ日記」を書く際のコツや注意点も説明されていました。
「箇条書き」までは習慣化できているので「短文」へとステップアップしていこうと思います。
読書感想テンプレートは、極めてシンプルです。
「ビフォー」+「気付き」+「TO DO」、これだけです。
さらに簡単にいえば、「ビフォー」+「アフター」といえます。
テンプレートに沿って書いてみます。
「ビフォー」
読書感想文は子どもの頃からの課題でした。小学校の夏休みの宿題では感想はまったく書けず、あらすじを書いていただけでした。大人になっても読書感想文に何を書いていいのかわからないまま。
「気付き」
本書を読んで初めて読書感想文の書き方がわかりました。
本を読む前と後の自分について書けばいいというのです。
本を読んだ後というのは、気づいたことと行動することの2つに分かれています。気づきがなければ、何を行動すればいいかわかりませんし、気づきがあっても、行動しなければ現実は変わりません。
また、本書には読書感想文は最初は3行で構成をまとめて、あとで肉付けしていくと書いてあり、具体的な構成から肉付けのやり方が表を使って詳しく説明されていました。
肉付けのやり方が書いてあるのは貴重だと思います。いきなり完成した文章を見せられても、それをどうやって書くのかわからないからです。
「TO DO」
今回学んだ読書感想テンプレートに沿って、読書感想文を書いていこうと思います。
何か行動を起こしたときに、失敗した場合はその原因、理由を考えて対策を講じる。成功した場合は、うまくいった理由を考えさらにうまくいくように工夫します。
本書の「フィードバック」の部分に書いてあったことですが、今まであまりできていませんでした。
僕の強迫症・強迫性障害という病気も「フィードバック」を行わなかったから、長い手洗いなどの行動が繰り返されているのかもしれません。
薬を15年以上飲んでいるので症状はだいぶ良くなってはいますが。
一度、強迫性障害の良くない行動の原因・理由を考えて対策を講じようと思います。逆に良くなってきた行動の理由を考えてさらに良くなるように工夫していきたいです。
メンタル疾患をひとりでも減らすのがビジョンという樺沢紫苑先生の本だからこそ、強迫性障害を治そうと本気で思っている今このタイミングで読もうと思いました。
『アウトプット大全』は「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」で特別賞を受賞したそうです。おめでとうございます!
日記や読書感想文の書き方、フィードバックの仕方が具体的にわかります。
今回紹介したのはほんの一部で、以下のような幅広いアウトプットに対応。
話す
プレゼンする
質問する
説明する
営業する
書く
ひらめく
教える
チャレンジする
・・・
『アウトプット大全』でアウトプットを極めましょう!
※Kindle日替わりセールの対象本(2025-02-14)