![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116613774/rectangle_large_type_2_55bd34383c7b8422b3b9f3acea205256.jpg?width=1200)
子どもだって怒られたくないはず
ご訪問ありがとうございます。はじめまして、の方はこちら↓もどうぞ。
中学生や高校生の頃
『あぁ、これはわざと相手(先生)を怒らせようとしてこういう態度をとってるな』
と思うクラスメイトがいた。反抗的な態度、目つき、わざと机を揺らしたり、筆箱を音を立てて落としたり、、、。
大人に反抗したくてたまらない時期ってあるのだと思う。いわゆる思春期。
#私もかなり生意気でした
が、未就学児、小学校低学年で「わざと怒らせる」ってあるかな?ない、、、よね。ないと思う。
それなら、注意しても注意しても治らないくせや、つどつど声をかけてもまたやってしまう失敗は「わざと」じゃない。その子だってやめたいと思ってるはず。怒られたくないから、、、。
例えば姿勢。
何度注意しても姿勢が崩れてしまう子がいる。机に突っ伏したり、足を投げ出したり、まるで寝るような姿勢になったり、足を椅子に立てて座ったり、、、。そのうち怒られる。
「いい加減にしなさい!」
でも、本当にその子が悪いのかな。ふざけてるわけじゃない、反抗してるわけじゃない、ただ、椅子にきちんと座れないだけ、なんだけど。
実は姿勢良く座る、というのは体の筋肉が関係しているものではないのだ。う〜ん、正確には筋肉も関係しているけれど、自分の意志で動かす筋肉ではなく、無意識に適度な収縮をして張力を保つ、筋緊張という仕組みが関わっている。
少し専門的だけれど、要は姿勢というのは「無意識」で保たれているもので、自分の意志では制御出来るものではない。
だから、いくら
「姿勢良くしよう!怒られたくない!」
と子どもが思っていても、この筋緊張を適切に使えていなければ、姿勢の保持はその子にとってすごく難しい事になる。
『どうして良い姿勢で座れないんだろう?怒られるのは嫌なのに』
なんて子どもが悩んでいたら、それこそとても切ない。
「君のせいじゃないよ」
って言ってあげたい。
#姿勢の他にも「忘れ物が多い」とかもその子の努力でどうにか出来るものではない場合が、、、あります
「何度言っても言われたとおりにしない」
とか
「何回注意しても一向に改善されない!」
と感じたら、きつく注意する前に
『この子のせいじゃないのかもしれない。悪ふざけをしてるわけではないのかもしれない』
と立ち止まって考えてみることも必要なのでは?
「子どもだって怒られたくはない」
筋緊張がうまく使えない原因や、しょっちゅう忘れ物をしてしまう原因(と考えられること)は1つではなくて様々な身体の(もしくは脳の)機能の問題でもあるのだけれど、そんな話もまた今度。
日本ビジョントレーニング普及協会のビジョントレーナーとしてブログ書き始めました。タイトルは
『ススメ!一流ビジョントレーナーへの道!!』
読んでいただけたら嬉しいです。こちら↓