畑も産地も日替わり
本日は3月10日日曜日です。先日、誕生日が来てしましました。
さて、前回の投稿でちょっと書きましたが、短く書けば「同じ野菜と果物は2度と来ない」ということです。
当たり前のことですが、野菜を収穫してしまえば畑の中はカラの状態になるわけで、そこから新しく作物を植えて収穫するまで(収穫時期は異なるが)ざっくり、3週間後から3ヶ月ぐらいかかります。
果物に限れば、1年に1回しか収穫できません。
「じゃあ、オレンジとかレモンはどうなんだ」とか言われますが、実は「産地を変更する」ことで収穫する地域を移動しています。
先程の果物の例では、「北半球」と「南半球」を行ったり来たりすることで、1年を通して同じ果物が食べられるように対応しているのです。
というか、スゴイですよ。作物が船で行ったり来たりするんですから。
野菜の例でいくと、冬は九州などの「平地」→4月から山の上の「高令地」→6月は北海道といったぐあいにコロコロと産地が変わってしまうのです。
ですから、今日買ってから「おいしい」と思っても、3週間後に同じ商品が売り場に並んでいるのはちょっと考えられないと思います。
特に春の季節は商品の入れ替わりが激しい
この時期は冬の商品は終わりで、春の商品がやっと始まった頃合いですから、もう商品の確保に関してはうまくいかないことが多いです。
価格の上昇も下落も激しくて、現在は在庫ストックは少な目にしてちょっとずつ仕入れを行っています。
春先の商品は(冬の商品に比べて)イタミも早いので、早めに使い切ってしまいましょう。