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子どもと楽しむ《イヴ・サンローラン展》@国立新美術館
こんばんは。
毎日編み物をしながら暮らしたいアランアミです。
最近はカーディガンを編んでいます。
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今日は娘と観に行った《イヴ・サンローラン展》のお話です。
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル
「モードの帝王」没後日本で初の大回顧展!
ということで行ってきました。
私1人ならわざわざ足を運ばなかったんだけれど、娘と展覧会に行くならコレかなぁと。
Nintendo Switchの『あつ森』を半年以上楽しんでいる娘。
マイデザインで洋服をオリジナルで作るのも好きなようなので興味あるかなーと思い連れて行きました。
そして彼女は“素敵な衣装を着ること”をモチベーションにバレエを続けているので、舞台衣装の展示のある今回の展覧会は面白いんじゃないかなぁと思いました。
服飾の歴史、女性の在り方の歴史
イヴ・サンローランのことは「名前、聞いたことあるよ。」くらいの知識しか持ち合わせていませんでした。
ブランド物に興味がないし、ファッションに明るくもない。
そんな私が行っても興味関心と知識欲が刺激される面白い展覧会でした。
ファッションが誰のためにあるものなのか。
女性の生き方が時代によって大きく変わっていく様子を服を通して感じられました。
圧倒的な空間
綺麗なもの、美しいもの、それに携わるもの。
ただ服を並べるだけではなくて写真だったりドローイングだったりアクセサリーだったりとイヴ・サンローランが作り上げた世界がどどんと展示されていました。
娘はもっぱら服に関心があり「次はあっちも見よう!」と積極的に展示室を歩いていました。
好みに合っていたようで何よりです。
点と点がつながっていく
クラシックバレエの衣装で見たことがあるようなドレスを見つけると「ねぇ!見て!こういうの見たことあるよ!」と嬉しそうに教えてくれます。
写真撮影可能だった「アーティストへのオマージュ」のスペースにはマティスをリスペクトした作品もありました。
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(写真にほとんど写っていない…)
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上野で開催されていた『マティス展』にも子どもたちと行きました。
なので娘は「ここにもマティスさん?!」と驚いていました。
聞いたことある、見たことある、ちょっと知っている。
そんな小さな点がうっすらと繋がっていく様子が見れて面白かったです。
イヴ・サンローランの作品がいかに奥行きがあるか。
奇抜すぎてよく分からないものもあったけれど、とにかくパワーと品性をもらった空間でした。
おまけ
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ポストカードをそれぞれ1枚選んで購入しました。
私は左側のマティスオマージュのドレス。
娘は中央のシックなスーツ。
娘は意外と派手なドレスよりも序盤に展示されていたスーツスタイルの作品の方が好みらしいです。
キーホルダーも欲しいと悩んでいましたが、なかなかなお値段でしたので「お年玉の残りで買うならいいよ」と伝えるとしばらく悩んだあとで「ポストカードだけにする…」と名残惜しそうにしていました。
今まで娘といくつか展覧会に行きましたが今回が1番彼女の琴線に触れたようです。
ではでは〜