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Photo by
monokakiko
プリクラで追う青春
小学校から高校まで、遊びに行くたびに必ず撮っていたプリクラ。あの頃は、友達とワイワイ言いながら、盛れる角度を探し、顔面偏差値を上げるべく必死だった。最近、引き出しから大量のプリクラを発掘。懐かしい気持ちと同時に、時代の流れを感じた。
最近のプリクラの加工技術は、もはや魔法レベル。昔のプリクラと見比べると、明らかに自分が可愛くなっているように見える。当時はこんなにかわいかったのかと自己肯定感も勝手に上がる。(もちろん加工の魔法)
しかし、最近のプリクラは値段も上がっていることに気づいた。なんと500円!昔は400円だったはずだし、もしかしたら200円で撮れた記憶もある。物価高は、プリクラにも容赦なく襲いかかっていた。
それでも、プリクラの魅力は健在。スマホで撮る写真とは違う、独特のアナログな温かみがたまらない。手元に残る写真、そしてつるっとした質感。エモい。
プリクラに書かれた落書きを見れば、当時の思い出が鮮やかに蘇る。あの頃は、プリクラに落書きするのが流行っていた。最近は、そのままプリントしてしまうらしい。時代は変わるものだ。
最近は、電車でスマホケースの後ろにプリクラを入れている中高生をよく見かける。特に、彼氏と撮ったであろうプリクラを入れている女子高校生を見ると、いいなあ。青春だなあ。と思う。
大学生になった今、彼氏とプリクラを撮る勇気は私にはない。少し恥ずかしい。でも、あの頃のプリクラを見ていると、青春時代を思い出し、あの頃のように無邪気に楽しみたい気持ちになる。
大人になっても、プリクラの魔力に魅了され続ける自分がいる。
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