ドラフト会議悲喜こもごも
地元紙(上毛新聞)のスポーツ面はドラフト会議一色でした。地元の高校や大学から、または他県のチームなれど群馬出身の選手が指名されようものなら、それはもう紙面が華やかなこと。
流石に紙面は載せられませんが、ここは地元紙の強みをば。
<巨人3位指名:荒牧悠(上武大)>
チャンテで祝うのは洒落てますな。
<日ハム4位指名:清水大暉(前橋商)>
チームメイトの喜び振りが良い。隣で泣く彼は主将か、はたまた親友か。
<DeNA2位指名:篠木健太郎(法政大)>
こちらは出身が群馬。高校時代は木更津総合に所属。
<ヤクルト4位指名:田中陽翔(健大高崎)>
その場にいた全員から驚きの声が。これは無理もない話で……
我が家でも母親が「意外だった」と。箱山くんといったら今年の選抜で優勝し、夏の甲子園出場決定時には感極まって地面に突っ伏すかのような姿を見せてたのが印象に残ってます。U18にも選ばれたくらいですから、彼に注目が集まるのは当然かと。しかし指名は無かった。
高校生の捕手は選ばれにくいのか、と思いましたが細かく調べてみるとそうでもないようで。例えばオリックス(元・西武)の森友哉は大阪桐蔭からですし、佐々木朗希と完全試合を成し遂げた松川虎生は和歌山高校と、指名される選手はやはりいるわけですよ。
そうなると、箱山くんがプロ入りを逃してしまったのはちょっと残念というか惜しいとも思いますが、そこは我々のような野球素人と、プロのスカウト達との見る眼や着眼点の違いなんでしょうね。彼が今後どのような進路を選ぶかは分かりませんが、大学そして実業団からプロ入りという道も当然あるわけです。そういえばドラフト会議の特番に古田敦也が出てましたけど、この方もプロ入りまでに紆余曲折あったんですよね。あの出演者の中で、ドラフト有力候補者らの喜びやヤキモキといった気持ちを一番理解出来る方でしょう。
数年後はどうなってることやら。