見出し画像

【ラジオ】アレコード備忘録・2021/10/20放送分

 このコーナーは最初にゲストさんの告知や宣伝が入りますけど、ようやくイベント関連のお知らせが増えてきた。良い傾向です。このままコロナ禍を上手く乗り切りたいものです。

・「TUEYA TUEYA トオキョ/美阪ひろこ・みやぎこうじ」

 ネットに情報が無いってのはホントで、単に「テアテア東京」では全くヒットせず「TUEYA TUEYA トオキョ」で調べて、ようやくジャケ写が出てくるほど。題名を聴いた限りでは全く内容が想像できない。
 そして実際に聴いてみたら、合いの手が似合いそうな小唄調のデュエットソング。「テアテア東京~」と歌いながらフェイドアウトしていく様子は余韻ゼロ。歌謡曲だけど三味線の方が合うような……
 ジャケット写真には何とも癖のある顔のお二人が。B面で美阪ひろこさんが歌う『新宿仁義』(また新宿か)も幸薄そうな曲である。

・「愛の絶唱/太子乱童」

 珍盤界隈では有名との話だが不覚にも知らなかった。そんな曲を聞き逃してのはイカンなぁ、反省すること然り。ではどの程度の珍盤なのか?
 ……ん?
 最初の歌声は爽やかなのに、なんで伴奏の厚くなる部分だけコブシの効いたダミ声になるんだ? なおかつ急に元の歌声に戻る不自然さ。ドラムが入ってから伴奏が厚くなるため、二番が終わって間奏に移り「まさか……」と思ったらドラムを合図にやっぱりダミ声で歌い出した。なんでだ?
 あまりのギャップに「『絶唱』ってこんな意味だっけ?」と唸ってしまう。昨年同様に紹介された『太陽に抱かれたい』の如きズッコケる一曲。

・「恋の噂は七十五日/丘一郎」

 こちらも歌い出しは爽やか。ただ何だろうねぇこの男は。最初こそ失恋でしょげつつもまた元気にやろう、てな風なのに、二番から急に怪しくなる。
 「♪出した出したよあの娘に出した」というから「え、何を?!」と思ったら「あれから75通もラブレター出し続けたが送り返された」ってそりゃ粘着だよ! 俺も大概だがこの男も相当アレだ。
 三番では「また惚れた」とあるが、多分また同じようにやって失敗するんだろうな。恋の謹慎七十五日、って響きはいいんだけどね。まあ頑張れ。その謹慎に意味あるのかは分かりませんが。

 ではまた来週。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?