トレビの泉が真っ黒け。
話を聴いて「何のつもりだ?」と思ったら、どうもこういうことらしい。
彼等の理屈からすれば、自分達の活動がこうやって世間の話題に出来たうえ、注目されればそれで勝ちなんでしょうね。
でも、何かおかしいんですよね。目的のためには手段を選ばない。たとえそれが迷惑行為であっても一向に構わないという主張が。
じゃあ、何やっても注目されずになったらオシマイですよね。
なんだ、またアイツらが来たかとほっぽり出されるだけ。
「ゴッホの絵にペイントしてやったぜ!」
「はい器物破損罪ね」
「損傷は与えてないぞ!」
「十分過ぎるほど未遂にあたりますから。あと掃除代払ってね」
バカ騒ぎして注目されれば勝ちなのだろう。ただしそれは、あくまでも彼等の中でだけの話だ。ただの自己満足だよなぁ、としか。
仮に政府が何らかの対策を打ち出したとしても、それは決して彼等の力によるものではなく(それでも「我々の活動が実った!」と勝手に喜んでるだろうが)、時の為政者や代議士の皆さんに対してありとあらゆるコネクションを使いながら、具体的な手段や方法を提言してきた企業や団体の人達によるものでしょう。彼等は何一つ貢献などしていない。
ただトレビの泉を汚しただけだ。