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『ウイングスパン』プレイ雑記:めちゃくちゃ優良ゲー。

 先日のボドゲ会でプレイ。自分はこれが二回目になります。

・どんなゲームなの?


 ルールはこちらの動画を観ていただくとして……

 プレイヤーは野鳥愛好家となり、手に入れた鳥たちを自らの生物保護区である各フィールド(森林・草地・湿地帯)の各フィールドに放ちます。そして、鳥そのもの、及び鳥を集めるために必要なアイテムにはそれぞれ「勝利点」が付与されており、全てのプレイ終了時にその保護区にいる鳥たちやアイテムに付与された勝利点を計算し、合計が最も高い人の勝ち。
 しかし、ある条件を満たすとボーナスとして勝利点が入るため、ただ点の高い鳥を集めれば良いってわけでもない。このバランスが絶妙です。

 ルールを思い出しながらのプレイだったため、序盤は他のプレイヤーさんに確認してもらったり、またはプレイしてる様子を見ながらあたふたしていた。そういうしているうちに「ああ、そうだった!」となり、気が付けば
「どうやったらボーナス点が増えるかなぁ……」
とアレコレ考えられるように。このハマった瞬間が良いんですね。

 もちろん、どのゲームでもこの「ハマった瞬間」が来るんですけど『ウイングスパン』は間違いなく当たり。野球であれば確実にスリーベースです。以下、良かった点をいくつか。

・ハマりポイント1:鳥の能力を活かせるかどうか

 
 まず鳥の能力を見極めるのが大事。鳥カードの茶色部分に書かれた「能力」は自分に恩恵を与えるだけでなく、他のプレイヤーにもプラスになったりします。鳥カードに書かれた勝利点が低くても、プレイの仕方によっては能力のおかげで大量ボーナスが発生することも。実際、今回のプレイではそこをフル活用して各ラウンドごとに大量ボーナスの機会を得た方がいたため、集計の折には一気に20点くらい加算された方がいました(※最終的にその方が勝利)。
 なので、何気なく手に入れた鳥カードが突然化けたりする。これも面白いですね。カードに書かれてるボーナス点だけに気を取られては、後々で点が増えないのです。一見複雑なようですが、いざやってみると
「あ、この鳥ってこれが可能なのか! 手番一回分を得したわ」
てなことも。これが次に繋がってきます。

・ハマりポイント2:限られた手番の中で求められる戦略性の面白さ


 上記のプレイ解説動画にもありましたが、ラウンドごとに自分のターン回数が減っていくのもポイントです。場が進めば進むほど自分の手番に制限がかかっていく。残された回数で、どうやって点を稼げばいいか? を常に考えなくてはなりません。
 なのでこんな状況も。このカードを場に出せば自分にとって美味しいけど、それに必要な餌やアイテムが足らない。しかし餌やアイテムを獲得するには手番を一回重ねる必要がある。でもどうせ手番を使うなら他のことをした方が……と非常に悩むんですね。なので戦略性が非常に求められます。

 しかし先に挙げた項目の通り、鳥の持つ能力がそれを救ってくれたりするんですね。これに気が付けばこっちのもの。プレイ時に必要な餌や卵を勝手に獲ってきたり産んでくれる鳥さん達もいるので、ホント助かります。鳥が鳥を呼んでくれる、とでも言えばいいでしょうか。
 また他プレイヤーの行動で自分がその恩恵を授かったりもするため、他の方がどんな鳥を集めたかも(ある程度)把握しておくと、後々約立つかもしれません。実際にそれで餌をもらえましたから。

自分だけの野鳥保護区で高得点を目指そう


 また遊んでみたいな、と思ってたら『ウイングスパン』はNintendo Switch版やPC版もありました。

 プレイ動画を観てみました。ルールは同じでも、ボドゲの盤面に慣れてきたところでコレをやると最初のうちはちょっと混乱しそう。しかし確実に面白いと分かっているゲームですから、まあどうにかなるか。

 何はともあれオススメです。

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