今日は4月1日である。
今日の上毛新聞コラムは4月1日ならではの内容だ。同県出身・糸井重里のウェブサイトから引用し「嘘には二種類ある。バレても感謝されるのが白い嘘、憎まれるのが黒い嘘」としたうえで、実に泣ける話を紹介していた。
「おとうさん、うそだってばれてるよ!」のくだりは、子ども本人も真実を悟り、悲しいと思いつつも決意のようなモノを感じさせて大変よろしい。確かに「白い嘘」ばかりならこの世はどんなに幸せか……と願ってばかりもいられないのが世の常。ある程度の嘘やハッタリをかまし、相手を自分の意のままにして都合の良い展開にしなければ、物事を進められないのもまた事実である。漫画ではないが「バレなきゃイカサマじゃない」のだ。
そういえば20年ほど前に、伊集院光のラジオでリスナーからの雑学投稿コーナーがあった。その一部を紹介したい。
・ブラジャーのAカップは、マリー・アントワネットの胸の大きさが基準
・日本で始めてグラタンを食べたのは乙羽信子
・サンバイザーは、サンバイザー女史が発明した
・キングコブラの毒は舐めると甘く、糖度は砂糖の四、五倍あるが、死ぬ
・「できちゃった結婚」をフランスの慣用句では「せっかちな天使の祝福」と呼ぶ
・「徳川家康が天ぷらの食べ過ぎで死んだ」という話は天ぷら屋の繁盛を妬んだ鰻屋が流したもの
・ひとしくん人形は久月が作っている
・ベニヤ板の名前は、初めて作ったのが紅屋という材木問屋だったから
・ピザとピッツァは発音違いではなく、その生地に卵入りのものがピザ、入っていないのがピッツァ
・じゃがバターを発明したのはクラーク博士
・一昔前の漫画であった「何かを閃いた時に頭上で電球が輝く」は「ひらめいた」と「フィラメント」にひっかけたダジャレ。最初に描いたのは前谷惟光で、田河水泡が多用した結果世に広まった
・世界初のトライアスロンは現在と逆に水泳が最後だったため、死者が二名も出た
・リモコンというとテレビやビデオを思い浮かべるが、世界最初のリモコンはダイナマイトの起爆用
・麻雀牌のイーソーが鳥の絵なのは、他の索子と同じように1本の竹の絵にすると牌が軽くなり、容易にいかさまができてしまうため
……と書いてきましたが、このコーナー名は
「ウソチクの泉」。
つまり、上記の雑学は全部「嘘」なので絶対に信じないでください。こちらでも責任は持てません。
こういう嘘ならいいよね、今日なら。
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