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れっといっとびー(300文字)

民主主義ってのは、要は「多数決」だから、たくさんの(僕を含めた)バカが、バカなことを、あるいは己の欲得やご都合によって望めば、そのバカなことが実現するようにできている。

善悪のような「理念」、に基づかない決定がなされてゆく。

「善悪なんて相対的なもので、絶対の善も絶対の悪もない」というのが目下の主たる人類の答えなんだろう。

だから律でさえも、多数決により書き換えられ得るわけだ。

「善」は、正義とは違う。相対化できない絶対であってこそのモラルじゃないか。と僕なんかは思うのだけど――。

数が正義――。現状、そういうことなんだと思うし、それが間違っていると断言できるほどには僕も傲慢ではない。

れっといっとびー。

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あひろ
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