あひろちゃんkitchen 8 ごわ麺が吹かせたエイジアンな風!(1980文字)
ごわ麺研究家の(ウソデスガ)あひろです!
ごわ麺とはなにか――?
ごわ麺とは、ゆですぎて余ってしまった蕎麦、パスタなどを冷蔵庫で保管した結果、ごわごわになってしまった麺の状態を指す言葉です😃✌️
あひろの脳内でしかたぶん通用しません😑
さて。
このごわ麺を使って本日は、とてつもなく革新的なディッシュを作っちゃいました😆✨
名付けて、
『さば蕎麦なんちゃってエイジアン』!オーイェー
作り方をシェアいたしまーす!
1、たくさん買い置きがあった缶詰の、サバの水煮をボウルにあけました!
2、例によって、チューブ入りのしょうがをドバドバと投入!
3、テキトーにかきまぜたあと、常温保存が可能な惣菜『きんぴらごぼう』を汁ごと投入!
4、さらに冷凍えだまめを投入!
5、ここで、ごわ麺の登場です! 本日のごわ麺は昨日の食べ残しの蕎麦1玉ぶんです!
6、水でほぐして、ごわごわを、ごわくらいまでゆるめておきます!
7、フライパンにゴマ油を。
8、サバときんぴらごぼうとえだまめをぶちまけ、かきまぜ、中火で軽く火を通します。
9、ごわ蕎麦を投入!
10、もみくちゃに、容赦なくまぜ合わせます!
11、ま、いっか、くらいで火を止めたら、めんつゆを、くるーりくらいで振り掛けます。
12、お皿に、まずはごわ蕎麦をメインに、高く山盛りになるよう盛り付けて、
13、しかるがのちに具材を、重ねるように、かつ、周りを取り巻くように盛り付けてやります!
14、皿のはしにワサビを配し、焼酎のストレートをグラスで添えたら、できあがりっ!
――さて。
さて、さて、さて!
見た目、焼きそばですが、
麺はフツーの蕎麦なんです。
蕎麦をこんなふうにして食べるのは初めてで――、
和食なのか、洋食なのか、中華なのか、皆目わからず、
どんなお酒が合うのか不明でしたが――、
それ以前に美味いのかどうかも未知でして。
ま、なにごとも経験であるよな、と、
箸で攻めるべきか、スプーンとフォークで切り込むべきか迷いつつ、
ええい、ままよ!
めんつゆで整えたんだし、ワサビも添えたんだし、
それなら箸で突撃だー!!
と、食らいつきましたら――、
ん!?
あれ?
なんじゃ、こりゃ?
ごわ蕎麦が、、、や、、、やわらかーい!?
ま、当然か、蕎麦なんだから。
いや、見た目から、焼きそばをね、
想像してたからか、
肩すかしというか、
違和感というか、、、。
失敗!
の2文字が、漫画の描き文字みたいに頭上にちらつきましたが、、、
あにはからんや!
んん?
と感じたのは、
3口目までで、
4口目のワタクシったら、
こ、これは、、、!
と感動の波に呑まれながら、
ん、んまいっ!!
と、内的に絶叫していたのであります!
ワサビも合うし、
焼酎のストレートも、
なんだろ、ウォッカかウゾーのようにも感じられ、
ナイスハーモニーで、
箸が止まらなくなりました!
なんつーの、ごわ蕎麦が、、、ビーフンっぽいというか、
ココナッツで味付けしたらより美味そうな、、、いや、
この味わいは知ってるぞ、
どっかで食ったことあるぞ――!
と、少し考え、思い当たりました!
神保町のタイ料理屋「ムアン・タイ・なべ」の『海老と春雨の土鍋蒸し』だ!
むうう。
これは、和食でも洋食でも中華でもなく、エイジアンであったのかっ!
『海老と春雨の土鍋蒸し』は、タイ語では、『クン・オップ・ウンセン』というらしい。
お、おれは、、、
知らぬうちに、この手で、
残りもんのごわ蕎麦を使って、、、
『クン・オップ・ウンセン』
のマガイモノをこしらえていたのかっ( ̄▽ ̄;)!
そうとわかれば、味変です!
迷わずマヨを振り掛けて、
カレーパウダーも振り掛けました。
今あるもので、このディッシュを、さらにアジアなるものにっ!
結果、
んめー!
すげー。これ、エイジアンじゃん!
焼酎ぱかぱかいっちゃいました。ストレート最高に合う!
今度は、これ、是非海老でやってみたい!
ココナッツな味付けにもチャレンジしてみたい!
そんな野望も抱くあひろちゃんなのでありました。
が、
あひろちゃんkitchenは、あくまでも、台所でみつけたありものの素材で、テキトーにでっちあげるってえのが本分なのであります。
だからまあ、海老だの、ココナッツだのは、邪道なのかもしれませんな。
ん、スペシャルなクリスマスあたりに作って、シンハービールと一緒にタイ飯を気取ってみますかな。
ともあれ、なにができるのかさっぱりわからんごわ麺料理が、本日は、期せずしてエイジアンな風を吹かせてくれちゃったつうことで、なりゆきの神さまに感謝であります!
米不足の昨今、あひろちゃんのごわ麺研究、今少しの間続くかもしれませんよー!
また見てねー🐣💦