宿題代行サービスについて語るロザンの動画と京都芸大名称問題の話
思うところがあったのでメモします。
ロザンの動画を見て思ったことと、出身大学の名称問題について
宿題代行サービスが話題になってましたが、これについてロザンのお2人が話してくれている動画があるんですが、これがまためちゃくちゃ良い事言うてはるんで、是非とも見てください!!
この動画の中で2人が「絵の宿題なんかは、得意不得意を認識するためにも重要だ」的なことを仰ってるのですが、日本の美術教育ってここで躓いてるよな〜とふと引っかかりました。
その話の前に菅ちゃんが、絵の宿題代行は親の愛情を感じるか機会を奪ってるということを話されてるんですが、ほんとに、多分、それが1番重要なことで
どんなに下手でも、その絵を飾ってくれる親の愛情。
例え不得意なことであったとしても、自分の表現を誰かが賞賛し愛してくれることが、多分足りてない。
絵は上手に描かなければいけないと思いこみすぎ、またそれを大人が子どもに強いる世界。
いや確かに上手い下手は存在するし、上手いことを賞賛し、下手なことで誰かを楽しませることも出来るから、絵の上手い下手は悪じゃないですが…
下手だからダメという評価をしてしまうから、表現することを止めてしまって、それが苦手意識になるし、鑑賞するというスキルを身につけにくいのかなと考えます。
絵がかけないから、アートなんか観ても理解できない
ってなってしまってる気がします。
アートの感想なんかもっと単純な見たまんまの印象口にするだでも充分やし、鑑賞を繰り返し作者の意図を知ることを繰り返しってしてれば、分かるようにはなれる。
と思う。
子どもが表現する機会を大人が自分勝手なモノサシでうばっちゃいけないし、大人ももっと自由にすれば良い…と思う。
何が言いたいのかって、とにかく日本の美術教育は勿体無いということです。日本人は生まれながらにして良い文化に囲まれてセンス磨かれてるのやから、それはもっと伸ばせばいいし、こういう感覚ってアートだけじゃなくて多分ビジネスでも育児でも何にでも役に立つはず!
ということです。
で、話が表題に戻るんですが
京都芸大の名称問題で、一般に対する著名性が争点になったらしいんですけど、そんなに一般的に認知されてないでしょ?と判決されたんですよ。(私は元祖京芸出身)
めっちゃ悲しいしめっちゃ悔しいやん…
いや分かってた、分かってたんですよ。
以前母校で就活生向けの座談会参加させてもらったんですけど、その時にも考えてたことがあって、「もっと京芸のブランド力つけていかなあかん」というようなことツイートしたりしてたんですけど、今になってめちゃくちゃそれなってなってきたやん…いやちょっと遅かったか
積み上げてきた歴史も長いし140年とかで、活躍されてる方もたくさんたくさんいらっしゃるし…
まあ判決には全く納得はしてないです。
京造の学生さんや、教授たちも反対してたそうなので、そうやんなぁーー!とは言うてしまう
でも多分どこかで京都で1番、関西で1番とかそういう傲りもあったかもしれないから、鼻へし折ったった〜と喜んでる人もいるんやろな、うん、そうそう、それはそれで気をつけないかん部分でもあります。すみません。
それはそれで自覚せなあかん部分で、私たちが思ってるよりも全然みんな京芸のこと知らなくて、ブランド力まだまだ足りないから、京都芸大でいたいのなら、やることやって著名性あげるしかないという現実突きつけられたんですけど……
著名性あげるためには、活躍するしかないわけですけど……
やっぱりアートっていう部分からは、ある程度抜けられないわけで、このアートだったり美術だったりの部分を浸透させてゆくためにはやっぱり子どもの頃からのアートや美術に触れる機会がもっと必要なんだろうって、最初の話に戻るんです(笑)
日本の美術教育が遅れてるから、京芸負けたんや!って人のせい環境のせいにするわけじゃないんですが、もっと浸透してたとしたら、京都芸大の歴史はこういう結果になってなかったかもね?というのが思うところであります。
何にせよ、判決は判決でこれからどうなるかは見守るしかないですね……
そんなことより、ロザンのYouTubeぜひ見てください。
めちゃくちゃ、めちゃくちゃ勉強になります……!
私のこんな話よりもうんと面白いし為になります。
お読みいただいた方ありがとうございました。