スイカをスプーンでどんどんどんどん食べていくと…
去年畑から送られてきた写真には、スイカ模様のぺらぺらの皮が散乱している風景が写っていた。
犯人はアライグマか何かだろう~とのこと。
白い部分までしっかりと食べつくされたスイカを見て、小さい頃を思い出した。
小さい頃のワタシはスイカが大好きで、白い部分が無くなるかなくならないかのところまで、がっつりとスプーンでこそいで食べていた。意地汚いとか言わないで…今は赤い部分しか食べないから…。
もちろん、スイカの味がするのは赤い部分だけ。
白いところまで行くと、何となく野菜の味がし始める。それにも負けずに食べ進めると、繊維質というかなんというか「皮」になり始める。今までの瑞々しさはどこへやら。緑の味がするし飲み込めないしなので、もしこれから新たに試そうと思う人がいたら、そこにたどり着く前に止めておく方がいいかもしれない。
そして、そんなワタシを見て
「カブトムシか…」
と、可哀そうなものを見るような眼差しを向けてきた両親の顔は、8割5分の確率で走馬灯のヒトコマとして再生されるとワタシは思っている。
カブトムシと呼ばれた幼少期のワタシでも、あそこまで綺麗に食べることはできていなかった。スプーンも使わずにあそこまで綺麗に食べられるとは、素晴らしすぎる。敵ながらアッパレ。
カブトムシでももうちょっと食べ残すよね。
ていうか、カブトムシって結構食べ残すよね。
今年は無事に収穫まで無事にこぎつけることができたスイカたち。
スイカ、好きだよ。スイカ。
誰かが切ってくれたスイカはもっと好きだよ…
(ΦωΦ) 切るのが面倒で面倒で…
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