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私の名前、息子の名前
名付けは沼である。息子の名前を考えている時に誰かが言っていた。
名付け本みて、呼び方読み方、画数の吉兆を意識し、偉人を参考にし、お寺や占い師まで、必死になればなるほど答えのない沼にはまっていく。
少し古いがNHKブログに名付けに関しての番組が載っていた。防犯のために珍しすぎる名前は避けるとか、なるほどそんな観点もあるか。親が子に与える最初のプレゼント、名前には色んな思いが込められるものだ。私の名前と、子どもの名前について、書いてみよう。
私の名前
私の名前は「将司」である。プロゴルファーの尾崎将司氏から取られている。以上。
いやいやこれだけではつまらないのでもう少し補足すると、本来は「健太」と名付けようと思っていたそうなのだ。しかし、私が産まれる前日に、母と同じ病室だった方に産まれた男の子が「健太」と名付けられ、同じ名前になるのを避けた結果「将司」になったという。
この話を妻にすると「『健太』って顔じゃないよね」と言われる。自分でもそう思う。「健太」であったらもっとやんちゃで、逞しいスポーツマンになっていたのではないだろか。名は体を表すものである。私は「将司」であるからこそ、今の私であると考えている。
息子の名前
息子の名前は一応公表を避けるが、読みは実に普通である。アニメの主人公や登場人物にもいるし、スポーツ選手にも何人もいる。
ただ、漢字は結構珍しい。が、読めなくはない。
息子が産まれる3ヶ月ほど前、時間があれば色んな漢字を手帳に書き、組み合わせていた。仕事のために買った漢字辞典を一番引いていたのもこの時だろう。一番決め手になったのは、今年の京都大学の入試問題を解いていた時で、古文の中で「和歌というのは◯と◯が重要だ」と書かれていた。これにピンときた。古今和歌集にも使われていて、古文を勉強していた妻と私にぴったりだし、妻の漢字と私の漢字にそれぞれ一部が含まれている。画数も最高と来た。
実際に子が産まれると本当にこの名前で合っているのか? と最初は不安にもなったが、1年呼んでいると違和感は全くなくなった。名前とはそういうものなのだろう。私が健太ではなく将司として将司らしく27年生きてきたように、息子もこの名前に合った人として成長していくのだ。
数ヶ月前にマクドナルドのサイトで改名する企画があり、試しにやってみた時の画像が残っていた。意味はわからないし、格安ダークホースとして生きるつもりはない。
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