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新井の漫画感想『鬼滅の刃』
※ジャンプ最新号、鬼滅の刃最終話のネタバレを含みます!
5/18発売の週刊少年ジャンプにて、『鬼滅の刃』が最終話を迎えました。前回204話にて、「時代は現代へ」と描かれ、現代編突入など様々な考察やファンアートが飛び交っていましたが、実際にはそんなこともなく、平和な子孫や生まれ変わりを描いた回でした。
ジョセフや承太郎のように子孫が新たに出現した鬼退治を始めることもなく、呼吸法を進化させた幽波紋も生まれない。無惨の他に鬼はおらず、生き残った上弦の伍もいない。
炭治郎はカナヲと、善逸は禰豆子と結婚できたし、伊之助の子孫は青い彼岸花を見つけて枯らしていた。もう鬼は生まれない。一年に数日、昼間にしか咲かないから鬼には見つけられない青い彼岸花。
すごい伏線のように考察家が乱立してましたが、数コマで回収されました。
良いじゃないですか。
読者が何度も悲鳴を上げ続け、作者よもう誰も殺さないでくれー!みんな幸せになってくれー!という声が(少なくとも私が聞いた中では)多かった。
それが見事に叶ったわけです。
煉獄さんの外伝も始まるんでしょう。楽しみです。
刃牙でもそうですが、刃牙が強すぎるだけの本編より、花山薫の『スカーフェイス』とか愚地独歩の『拳刃』とか魅力あるキャラクターを中心に描いたスピンオフは面白くなってきますよね。
カイジも『ハンチョウ』とか『トネガワ』の方が面白い。(これは違うか)
吾峠先生にはしばらく静養していただき、また新たなヒット作を生み出して欲しいです。
大人気の中スパッと完結したことについて、同じジャンプの松井優征先生を思い出しますが、『ネウロ』も『暗殺教室』も良い終わり方ですよね。もっと続きが読みたい!となるくらいがちょうどいいんですよ。
何とは言わないですが、ファンも辛くなるくらい続いてるだけのマンガはやめた方がいいですよ。本置くスペースもなくなるし。
追記
伊黒さんと甘露寺さんがお店やってたのと、お館様が長寿なのが幸せでした。
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