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自閉症疑いですって…

いろいろ事件があったうちの1つ…
というかコレが大きな事件。

結論から言うと、一歳半検診で息子が自閉症疑いとのことで、専門医療機関と療育を勧められました。


育児相談をしなければ良かった

まず1歳くらいの時に少し遅れが気になった。

模倣をしない
バイバイしない
指差ししない
自分で食事を全く食べない(口開けて待ってるだけ。他の子はスプーンを持ちたがるみたい。)

くらいだったかな?
当時、他の低月齢の子たちもできる"くるくるチャイム"というおもちゃ(玉入れしたらクルクル回って落ちてくるやつ)の玉入れが何度練習させても出来なかったのに、突然ノールックで片手で玉入れをし始めたので、まぁ今回も急にできるようになるかと思っていた。

調べても、1歳半でできなかったら問題らしいが、1歳〜1歳半の間で急成長するらしく、考えてみたら赤ちゃんは半年で間違えるほど成長するから、まぁできるだろうと思ってた。

手をヒラヒラさせる不全型ではあるがバイバイができるようになって、「ほら、できてきた」と思った。

でも、1歳〜1歳半の間で、知能的な成長はあまり見られなくて、年末くらいに育児相談に行った。コレがマズかった。

↑ここにサラッと書いてるけど、すごく態度の悪いお局保育士が出てきて、保育士的には問題ないと鼻で笑われて神経質な親扱いされた。
医学的なことはわからないと。
ここで発達相談の窓口に問い合わせていれば…と思った。
それでもこの時はまだ1歳4ヶ月で、何とも言えない時期だったと思ったけど…

この時私は「こんな失礼で忖度のできない人が、大丈夫って言ってんだから本当に大丈夫なんだろう」とプラスに捉え、軽く考えてしまった。
結果、早期発見や専門医療機関や療育の情報収集が遅れてしまい、育児相談なんかするんじゃなかった。

努力の結果


2024年になって、私も気持ち新たに、息子にいろいろ経験させようと公園や動物園に通った。

公園では、じっとしてた。
戸惑ってるのかな?と思った。
私が隠れたら探すために動くかな?と思って隠れても、何も変わらない。
ずっと10分くらいは立ち尽くしていた。
しばらく公園に通って慣れてきたら、動くようになったけど、鉄棒に沿って行ったり来たりするだけ。
1歳半を過ぎてからは、横目が始まった。
横目で鉄棒を見ながら行ったり来たり…これがこの子の主な遊びだった。
抱っこして他の場所に連れて行ったり、ボールで遊ぼうとしたら一時的に他の遊びもするけど、放置するとずっと1人で往復して遊んでいる。
私が隠れても。ずっと泣きもせず。

他の月齢の近い子たちは、遊具を指差しして(早い子は「これ!これ!」なんて言いながら)お母さんを引っ張って、ブランコや滑り台で遊んでいた。

違和感を感じたけど、まだ公園に行き始めて日が浅いし、保育園にも行ってないし、私が出不精なせいだと思った。

動物園では動物は好きみたいだけど、柵が気になるみたい。
走って柵の方に行き、横目で柵を見ながら柵に沿って行ったり来たり。
その間親が隠れても、泣きもしないし探しもしない。
他の同月齢くらいの子たちは、公園同様に指差ししていろんな動物を回ったり、親の姿が見えなかったら泣いていた。

うちの子よりも明らかに低月齢の子でも、顔嵌めパネル(?)に顔を嵌めて、「ちょっと待ってね」というお母さんの指示を聞いて、写真を撮られるまで顔を嵌めてじっと待ってたり、写真を理解しておりポーズを決めたりしていた。
うちの子は発語がないばかりか、何も言葉が通じない。

私が出不精だったせいだと、いろんなところに行きまくった。
いっぱい話しかけて、本を買って指差しの練習をして、1食2時間もかけて食事の練習もした。
何も変わらなかった。
あ、最近やっとスプーンを持ってくれたくらい😅スプーンを持つことにも拒否があって、スプーンを持たせるだけでギャン泣きで1時間かかってた💧
なお、ご馳走様など、手を合わせるだけの簡単な挨拶もできない。
できていたバイバイは1歳半を過ぎたあたりから、全くしなくなった。
以前よりも模倣しなくなった。

2月に移植をして、より一層「この子にもう少ししっかりしてもらわなきゃ」と、いろいろやらせてみたけど、経験を増やすたびに疑問がついて回った。
その疑問が確信に変わりつつあったのが3月頭。

スーパーのキッズコーナーで、息子はいつものように大声で奇声を上げていた。
子どもだから、そんなものだと思っていたけど、息子の体の大きさでそんなことをしている子はいなくて、周りの同月齢の子たちは息子の奇声に怯えていた。
その子たちの親も、息子を警戒してるようだった。
あぁ、この子は他の人から見ても普通ではないんだなと思った。

そのスーパーで、おそらく知的障害のある女性がその父親らしき人と向こうから歩いてきた。
息子は嬉しそうに駆け寄って、奇声をあげた。
その知的障害の女性も嬉しそうに、息子に近づいて同じように奇声をあげた。
2人で奇声をあげて遊んでいた。
横の父親らしき人が、必死でその女性を抑えながら私にたくさん謝ってきた。
私も同様に息子を抑え、謝った。
それで事は終わったけど、自分たちの将来を見ているようだった。
その女性は多分私よりも年上で、父親らしき人も高齢で、抑えるのがしんどそうだった。
息子は男だし、私たち夫婦は身長が高いので、大きくはなると思う。
衰えていくばかりの女の私にいつまで息子を抑える事ができるのか…。
まだまだ早いけど、そんな事も考えた。

1歳半検診の前に、私は確信していたので、いろいろ調べて、おかしいところをメモして、検診の時に言おうと思って用意していた。

魔の1歳半検診


うちの市は、他の市よりいい加減で、今までも身体測定くらいしかしてくれた事がなかった。
それに、市の育児相談では変なBBAが出てくるし、担当の保健師なんかは質が低くて性格も悪い(MFICUに緊急入院→「良かったじゃない、ママ友はできたの?」、子が NICU・GCUに入院→「お母さん、ラクできたね笑」、新生児訪問→「駅近でいいね。家賃はどのくらい?」とか言ってくる最低な人。もう担当は変わってるようで安堵😮‍💨)
この市に期待していることはなく(いい人もいるんだけどね💦)、めちゃくちゃ資料を準備して行った。

1歳半検診の流れは、歯科検診→身体測定→小児科医の問診→(おそらく問題があれば)保健師面談

他の市がやってるような、歩行テストや積み木、指差しなんて一切なし。
やっぱりうちの市だった。

予診票にいろいろ書いてたのもあったのか、小児科の問診で簡単なことをいくつか聞かれて、速攻で専門の医療機関の診察と療育を勧められた。

予診票には"ASD疑い"の文字。

専門医療機関と療育を勧められた。

発達外来受診

夫は転勤族なので、転勤があった場合、最短であと3ヶ月でこの地とおさらばすることになる。
慌てて専門医療機関に電話をしたものの、やはりどこも半年待ちとか。
事情を話して電話をかけまくったら、1つの病院が、(多分キャンセルがでて)2日後に診てくれるという奇跡が起きた✨

その日は、私の初めての産院の日だったけど、これを逃すと半年後とか。
夫に仕事を休んでもらい、夫が息子に付き添ってくれることになった。

以下、夫から聞いた話↓
専門の先生から見ても自閉症が疑わしい。
今の段階で、3人この状態の子がいれば、1人は何事もなかったかのように小学校に上がる。何とも言えない。
今、この子に必要なのは療育。たくさんの子と関わって集団生活をすることが大事。
なるべく早く、毎日通った方がいい。育て甲斐のある子だと思います。
自閉症だと思って接さないで下さい。子どもにそう言うのは伝わります。(発達障害児の接し方や育児のパンフレットをもらう)
意見書を書くので、療育先が決まったら電話下さい。

と、トントン拍子。
何個か療育先を教えてもらった。

療育はだいたい朝の9時から。
ちょっと遠い。
毎日通勤ラッシュ時に、妊娠中に子ども抱えて…はちょっとな。
療育先をいろいろ探してるところ。

しかも、憎き所得制限のせいで、毎日通うとなれば年間50万コースだと思う。
子どもの福祉にまで差別をしてくるなんて、本当に憎い。

まだ確定診断がつけられない時期にしても、私から見ても相当怪しいと思ってる。
私に発達障害児の育児ができるのだろうか。やるしかないけど。
2人目産んで、転勤したら転勤先で働くつもりでいたけど、もう難しいのかもしれない。
夫にも、もう厳しいねと話をされた。

ずっとずっと他人の分も庇って仕事をさせられたり、仕事で頼られるのは嬉しいことではあったけど、私にばかり仕事が偏って、病気もあってしんどかったり…
仕事なんて大嫌いで、専業主婦になりたかった。

こんな私が、まさか、育休明けて普通に定型児を普通の保育園に通わせて、子どもの風邪やら体調不良でバタバタと早退したり職場に頭下げたりして忙しく働く人たちのこと、…羨ましいと感じる日がくるなんて思ってもみなかった。
社会の一員として社会と繋がることが羨ましい。
きっと大変で忙しいけれど、定型の子どもは普通に成長するし、育児はラクになっていき、社会にシフトしていける。
節目節目に、こんなに頑張ってこんなに成長したのかと、達成感だってあると思う。

もちろんチャンスがあれば私も社会復帰を狙うけれど、今の社会と断絶されて何も持っていない自分と、これから暫くは向き合い続けなくてはならない。
どれだけ努力したって、成長してくれるとは限らないし、永遠にこの調子で、手がかかり続けるかもしれない。
また不妊治療みたいな出口の見えないトンネルに進まなくてはいけないわけだ。
思い描いてた未来とは全く違って、これから先もどうなるか全く想像もつかない。

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