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スペインのハロウィーン

今週末は相棒の実家、カタルーニャに帰りました。

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スペインにはハロウィーンの、カボチャのランタン作って衣装着て家々を回ってお菓子もらう、という習慣はないのですが、

最近は日本と同様、お子様のお楽しみとして、”Truco o Trato” (いたずらかお菓子*)のおなじみのセリフと、仮装やハロウィーン仕立てのお菓子の販売や学校や地域でのイベントを開いています。

一般的にスペインでは、10/30〜11/1の「諸聖人の日」という休日まで、日本のお盆のように個人の魂が実家に戻ってくると言われ、家族で集まりお墓参りに行きます。

相棒の実家、カタルーニャ地方には、この期間はカスタニャーダ、という習慣を行います。ガッツリご馳走をいただいた後、デザートに焼いた栗やかぼちゃ、さつまいもなどを食べたり、パナジェッツというお菓子をモスカテルという甘いお酒と共に食べます。

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今年は、相棒の都合で10/30、31の2日間の短い滞在でしたが、オーブンでじっくり焼き上げたさつまいもやパナジェッツをたくさんいただきました。

到着した土曜日はあいにくの雨でした。でもいつものように義父母が私たちが快適に過ごせるように用意をしてくれていました。

この時期に帰ると、家族の話やカスタニャーダの思い出の話が多く語られます。今年も義父母たちから今は故人である家族の話を聞きました。子供の多かった昔、周囲には個性的な親類がたくさんいたのだな、と知りました。

特にお義父さんのお母さん、相棒のおばあちゃんの話になると、お義父さんが今でも目を赤くするのを見て、おばあちゃんの愛情の深さを感じました。

おばあちゃんは、相棒とその弟、自分の息子たちをひっくるめて「男の子たち」と呼んでいたそうです。行事ごとのお菓子を大量に手作りしては、それぞれの家に配りに行き、お嫁さんたちは食べきれないから、と断ると、

「大丈夫!男の子たちはこのお菓子大好きだから、これぐらい食べちゃうわ!」

と言ったそうです。

ご馳走やおいしいお菓子、思い出を聞くのに忙しく、義父母に悪戯をする暇がありませんでしたがw、故人を偲ぶ意味を持つこの日に良いひとときを過ごしたな、と思いました。

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そして、帰るきわに、お義母さん恒例「ご馳走余ったから持ってって!」的お土産。チョリソーやチーズ、パナジェッツ。さらに今回は、お義父さんから

Lidl (ドイツ系スーパー)でワインフェスやってたの。うちら飲まないから持って行って。

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と15本ほどのワイン付き!

前回の訪問でもやはりワインフェスから10本ほどもらってほくほく帰りましたが、私がその時に喜びすぎたせいかw、今回は本数が増えてました。

もらったワインを毎回美味しい!と言ってインスタにレポしていたのをお義父さんは覚えていて、同じ銘柄を数本買ってくれました。私と相棒は、ケチンボな上にワイン知識ゼロで、好きなくせに悪酔いするような安ワインに手を伸ばしてしまうので、お義父さんのセレクトはほんと感謝感謝。

今晩あたり、もらったチョリソーとワインでゆったり映画鑑賞しましょうか。

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寒くなってきましたので、みなさん暖かくして過ごしください。




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